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宗教新聞 講演会のご案内
一燈園・燈影学園(京都市山科区)は日本で一番小さな私立学校といわれている。1クラス5人から10人、小・中・高全員あわせても100名にも満たない。燈影学園は一燈園生活の創始者・西田天香によって昭和8年に創設された。その教育の根本は「自然に適う教育」、具体的には「祈り」と「汗」と「学習」である。では「自然に適う教育」とはいかなる教育か。知識の教育に偏ることなく、また宗派、教派に執われることのない「生命の根源」と「人間の生きる道」を探求するこの不思議な一燈園教育のあり方が、今「心の喪失」「生命の軽視」に苦しむ日本の社会で静かな注目をあつめている。子供たちの成長には「教える教育と伝わる教育」が必要である。しかし今、日本の社会では教師も親も文科省も、すべて教えることにのみ夢中である。教えることのできないものまで教えようとしている。我が国教育混乱の原因の一つがここにあるように思う。(相)
あい だいじろう 昭和11年(1936年)京都に生まれる。昭和34年(1959年)一燈園大学林卒業。昭和47年(1972年)慶慮義塾大学文学部(哲学科)卒業。幼少から「一燈園」創始者西田天香師に導かれ、一燈園生活の祈願である「個人の成就」と「世界真平和」について、その「祈り」と「実践道」を教導される。現在携わっている教育現場をはじめ、国際理解教育、ユネスコ運動、ボランティア活動、1ARF(国際自由宗教連盟)等の諸活動は、いずれも師西田天香の精神とその実践道を受け継ぐ。著書・論文「北海の小島に祈る」「一燈園教育共同体の試み」「水がお湯になるとき」他。昨年、NHK教育テレビ「心の時代」に出演、燈影学園の生活や教育について語った。
主 催:宗教新聞社 共 催:にっぽん文明研究所 日 時:平成19年7月6日(金)午後1:30開場、2:00〜4:30 会 場:スクワール麹町3F華の間 電話03(3234)8739 JR・地下鉄四ッ谷駅麹町出口正面 会 費:2000円(本紙購読者1000円、にっぽん文明研究所優待者1500円)
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