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  平成17年11月20日号[天地]
   雨の朝、京都・高雄の神護寺を歩いた。紅葉は真っ赤に色づいたものからまだ明るい緑まで、さまざま。一本の紅葉の木にも、油絵の具を重ね塗りしたかのように、いろいろな色合いの葉が重なり合い、立体感のある美しさを見せていた。空海が十四年間ここに住み、真言密教の基礎を築いたことで知られる。司馬遼太郎の『空海の風景』には、ライバルと目された最澄とのやり取りが、人間味豊かに描かれている▼清滝川沿いを少し歩くと槇尾山西明寺がある。同じ真言宗で、空海の弟子が神護寺の別院として建立したと伝えられる。ここは本堂に上がることができ、薄暗い堂内から見える、明るい庭の紅葉が何とも絵になった。別棟の座敷では、都会風の中年女性が二人、抹茶を飲みながら庭を眺めていて、これもいい風景▼さらに数分歩くと、世界遺産の栂尾山高山寺がある。滑りそうな石段を上ると、紅葉は真っ青。少し落胆しながら、国宝の石水院に入ると、鳥獣人物戯画のレプリカが置いてあった。光仁天皇の勅願で開かれ、明恵上人が臨済宗の寺として中興開山した。境内には、栄西禅師が中国から持ち帰った茶種を明恵上人が植えたとされる日本最古の茶園がある▼霧に煙る北山を眺めながらパンフレットに目をやると、一九八六年、イタリア中部アッシジの聖フランシスコ教会と高山寺が、教皇ヨハネ・パウロ二世の祝福を受け、兄弟教会の約束をした、とあった。なるほど、明恵上人(一一七三―一二三二)と聖フランシス(一一八一―一二二六)は十二世紀の同じころ、生を受け、共に信仰のみに生きる清貧の生涯を送っている。石水院にある明恵上人の「樹上坐禅像」には小鳥やリスが描かれ、聖フランシスの「小鳥に説法」に似ていた。やはり、足を運ぶと何か得るものがある。
クョスコニョ    [1] 
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