総計: 1451425  今日: 70  昨日: 216       Home Search SiteMap E-Mail
The Religion News
最新号案内
社説
天地
宗教新聞社講演会
お申し込み
宗教新聞に期待します
訂正記事
 天地平成26年 
 天地平成25年 
 天地平成24年 
 天地平成23年 
 天地平成22年 
 天地平成21年 
 天地平成20年 
 天地平成19年 
 天地平成18年 
 天地平成17年 
 天地平成16年 
  メニュー
最新号案内
社説
天地
お申し込み
訂正記事
  リンク集
    宗教界
 購読お申し込み・お問い合わせはこちらフォーム入力できます!
こちらまで
  検索エンジン
記事が検索できます!
  平成18年3月5日号[天地]
   梅まつりが行われている東京・文京区の湯島天満宮(天神)に、二月十八日の土曜日、出掛けた。本殿横の白梅はほぼ満開だったが、紅梅はまだつぼみ。例年より二週間ほど遅れで、三月上旬から中旬が見ごろのようだ。境内には舞台が設けられ、あでやかな衣裳の女性たちがフラダンスを奉納していた。見物客も中高年を中心に結構多い。学問の神様らしく、合格祈願の絵馬が山のように掛けられていた▼御祭神は天之手力雄命(あめのたじからおのみこと)と菅原道真公。雄略天皇の勅命により、御宇二年(四五八)の創建と伝えられ、正平十年(一三五五)に郷民が菅公の偉徳を慕い、文道の大祖と崇め勧請し合わせて奉祀した。文明三年(一四七八)に、太田道灌が再建し、天正十八年(一五九五)に徳川家康が江戸城に入るに当たり、豊島郡湯島郷の朱印地五石を寄進。湯島聖堂を昌平坂に移した徳川綱吉も、文教の中心として湯島天満宮を崇敬したという▼本来、天神とは地神(くにつかみ)に対する「あまつかみ」で、特定の神を指すものではないが、菅公が火雷天神と称されたことから雷神信仰と結びつき、天神信仰となる。藤原氏ら貴族は雷を菅公の怒りと信じ、怖がったが、農民には雨をもたらす恵みの神だったという▼やがて、学問における事績や人柄の良さから、菅公は文学や詩歌、書道、芸能の神として崇められるようになる。さらに、天神信仰を中心に各地に天神講などが普及し、全国各地に天神、天満宮が建立されたので、今や私たちはどこでも天神さんに出会える。
クョスコニョ    [1] 
 前のテキスト: 平成18年3月20日号[天地]
 次のテキスト: 平成18年2月20日号[天地]
 特集
 社是
syaze1
syaze2
syaze3
rn1
space
 -宗教新聞社- The Religion News Copyright (C) 2004 All rights reserved.