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社説
  平成19年2月5日号
 

全日本仏教会理事会・評議員会
「地域の縁・アジアの縁」掲げ
来年11月、日本で世界大会

 

登壇した自民党国会議員(一部)。中央は青木幹雄自民党参議院議員会長
=1月30日、東京・千代田区の赤坂プリンスホテル

 

  一月三十日、第二十七期財団法人全日本仏教会(大道晃仙会長=曹洞宗)の理事会・評議員会(二十四人の評議員出席、委任者は十九人)が東京・千代田区の赤坂プリンスホテルで開催された。会議では、財団創立五十周年を記念して第二十四回世界仏教徒会議(WFB)日本大会を来年十一月十四日から十七日まで、東京・増上寺を中心に開催することが決定された。大会関係費には九千四百五十万円が充てられる。第四十回全日本仏教徒会議神奈川大会は本年十一月十九、二十日に決定した。会議後の新年懇親会には被推薦者の自民党、民主党の衆参国会議員六十人以上が参加し祝意を示した。(関連記事5面)

 議事日程に入り常務理事(退任一、就任一)、評議員(退任五、就任六)の変更が承認され、続いて財団創立五十周年記念事業実行委員会の各部会から報告があった。
 総務部会(齋藤明聖部会長=真宗大谷派)は統一テーマ「地域の縁、アジアの縁」を基に@加盟団体結束の確認(これまでの五十年に感謝して記念法要・物故者追悼法要・功労者表彰、次代への飛躍を期し決意表明をする)A神奈川大会に向けては統一テーマを基に現代社会における仏教の役割の観点から分科会、記念講演のあり方を討議したB世界の百四十六のセンターが加盟のWFBを中心に国際交流を促進し世界平和に寄与していく方策を討議したC功労者表彰は内規を定め対応する。
 勧募部会(大谷博道部会長=東京都仏教連合会)は、@加盟団体の努力目標額完納に向けた対策(事務総長名で依頼し、未納の場合のみ三分割の納入時期にそって依頼する)A企業等への勧募に努める。有力寺院にお願いする場合は「全仏」誌個別郵送者リストを精査して決める。
 式典部会(西村輝成部会長=事務総長推薦)は、記念式典の開期は八月二十三日とし、決意表明、功労者表彰と五木寛之氏の記念講演「21世紀仏教の道をたずねて」。会場は大本山増上寺大殿ほか。
 神奈川大会部会(本間孝康部会長=神奈川県仏教会)は、大会の開期は十一月十九、二十日で会場はパシフィコ横浜。奈良康明前駒沢大学総長が基調講演「現代における仏教の役割」。分科会は「アジアの平和と仏教者の役割」(仮称)ほか三分科会。二十日にダライ・ラマ法王が特別記念講演「信ずる心と平和」。
 WFB日本大会部会(松濤弘道部会長)は、来年十一月十四日から十七日までの四日間で、各国代表三百人が参加。会場は増上寺ほかで、世界仏教青年会議(WFBY)、世界仏教大学会議(WBU)を併催する。企画案は@記念事業テーマの「地域の縁・アジアの縁」を深化するA日本仏教の特色を生かすB五十周年事業を締めくくるC未来を担う人材育成・ネットワークを確立する。以上、いずれも承認・可決された。
 次いで、奈良慈徹全日本仏教会事務総局社会人権部長から「教育基本法に関する特別委員会」(中曽根弘文委員長、平成十八年十二月一日開会)の参考人質疑に招致された杉谷義純宗教教育推進特別委員長の随行報告があった。・・・

 

 

神田明神で恒例の寒中禊
新成人ら身を清める


気合を発しながら冷水を浴びる寒中禊の人たち=1月13日、東京・千代田区の神田明神

 

 一月十三日の朝、東京・千代田区の神田明神では「だいこく祭」の一環として、恒例の寒中ガマン大会「寒中禊(みそぎ)」が行われた。成人を迎える若者を中心に、応募した十九歳から四十九歳までの男女二十八人が冷水で身を清めた。寒中禊は神道の禊修行の形式で執り行われる心身鍛錬の荒行で、今年で二十回になる。
 暖冬の晴天とはいえ、真冬の風は冷たい。正月の参拝者がオーバーの襟を立てる中、男性はふんどし、女性は白い衣姿の二十八人は、社殿に参拝し、お祓いを受けた。水で透けるからだろう、内側に水着を着ている。道彦(みちひこ)と呼ばれる先導役に続いて境内を駆け足で一周し、社殿横の禊場前に勢ぞろい。その周りを、カメラを手にしたたくさんの見物客が取り囲み、テレビカメラも据えられている。
 道彦の掛け声に合わせて準備体操。鳥船と呼ばれ、舟を漕ぐ動作を繰り返す。神々の名を大声で唱える雄健(おたけび)、邪気を払う雄詰(おころび)、丹田深呼吸をする気吹(いぶき)と進み、いよいよ禊。四人ずつが前に出て、氷柱で冷やされた清水を木桶ですくい、気合とともに勢いよく全身に浴びせ掛ける。見物客からは思わず大きな拍手が起こった。
 神田明神の正式名称は神田神社。神田、日本橋、秋葉原、大手丸の内、旧神田市場、築地魚市場という、東京の中心百八町会の総氏神で、「明神さま」の名で親しまれている。祭神は三柱で、一之宮に大己貴命(おおなむちのみこと)、二之宮に少彦名命(すくなびこなのみこと)、三之宮に平将門命となっている。大己貴命はだいこく様で別名大国主命(おおくにぬしのみこと)、国土経営・夫婦和合・縁結びの神として崇拝されている。この日も古式ゆかしく、社殿で結婚式が挙げられていた。・・・

 

<2面>

  • ムスリム同胞団学生が示威行動
    アズハル大で180人逮捕
    エジプト

  • バチカンが対中国で声明
    「関係正常化を目指す」

<3面>

  • 第18回浄光会新年総会
    久間防衛相ら150人が焼香
    浄土宗

  • 秩父今宮神社の「偲石」
    境内の新祀場へ移設

 

<4面>

  • 本紙講演会 (下)
    進化論の矛盾とインテリジェント・デザイン
    米国ディスカヴァリー研究所特別研究員 ジョナサン・ウェルズ 
    進化論は科学装う無神論
    デザイナーを認めるID

 

<5面>

 

  • 仏陀生誕2550周年を祝う
    ブッダ・ガヤーで式典
    インド

  • 伝法開基大徹宗令禅師
    600回大遠忌法要を奉修
    總持寺

 

<6面>

 

  • 人・伊弉諾神宮宮司 本名孝至師
    宗教融和の文化を世界へ
クョスコニョ    [1] 
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