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社説
  平成19年2月20日号
 

ブッダ生誕2550年世界仏教大会
「仏教と21世紀」めぐり討議
ダライ・ラマ法王が開会挨拶

 

ブッダ生誕2550年を記念する国際会議「仏教と21世紀」

=2月6日、インド・ブッダガヤのシキム寺ゲストハウス

 

 

 二〇〇五年から今年にかけてインドでは「ブッダ生誕二千五百五十年」を記念する様々な行事が各地で開かれている。政府・文化省の主導で、マンモハン・シン首相を委員長とする全国委員会が設置され、連邦大臣、主任大臣、議会、学者および仏教指導者らが参画。〇五年五月十三日の開会式で始まった一連の行事は、本年五月二日の閉会式で閉幕する。その重要プログラムである国際会議「仏教と二十一世紀」が二月四日から六日までの三日間、ビハール州ブッダガヤのシキム寺ゲストハウスで開催された。

 ブッダガヤはブッダゆかりの四大聖地の一つ。ブッダ成道(じょうどう)の地として知られ、世界から仏教徒や観光客が訪れる。世界遺産に登録されているマハーボディ寺院大塔周辺には、随所に歓迎の旗と会議案内のポスターが貼られ、各国の会議参加者を歓迎していた。
 会議議長はデリー在住のB・L・ムングカー博士で、開会式にはビハール州のR・S・ガバイ知事、ニティシ・クマール主任大臣、インド政府ラグーヴァンシュ・プラーサド・スィング農村開発大臣らが出席、チベットの精神的な指導者ダライ・ラマ法王が開会のあいさつをした。
 ダライ・ラマ法王は、「仏教は世界の諸問題に対して積極的にかかわり、統合と和解、平和と繁栄、宗教間の相互尊重などの課題に向けて活動すべきである。そのためには空虚な説教や宗教的な偽善を排し、変わらなければならない」と語った。さらに、「ブッダは人々に盲目的な信仰を要求したのではなく、教えを理性によって確信することが重要である」として、ナーランダ大学の復興計画についても、「レンガとモルタルだけでは大学はできない。ブッダの精神が生きた総合的な大学を復興させて欲しい」と政府側に求めた。
 ニティシ・クマール主任大臣は、「世界は今軍事の力と経済の力によって引き裂かれている。暴力、対立、摩擦など危険な状況に対して仏教は答えを提供できるはずだ」と述べた。
・・・

 

 

建国記念の日奉祝中央式典
政府主催を強く要望


祝辞を述べるガブリエル・アレクサンドル・サール・セネガル共和国特命全権大使

=2月11日、東京・渋谷区の明治神宮会館

 

 皇紀二千六百六十七年の建国を祝う建国記念日の二月十一日、神社を中心に各種団体の奉祝記念式典が全国で催された。中央式典は東京・渋谷区の明治神宮会館において日本の建国を祝う会(小田村四郎会長)が主催し、千五百人以上が参列。在日外交団から十七カ国が列席し祝意を示した。
 橿原神宮遥拝、国歌斉唱に続き主催者を代表し小田村会長があいさつ。「明治六年、神武天皇即位の日を太陽暦に換算して二月十一日を紀元節として定めた。文化勲章授章も、皇室典範、大日本帝国憲法制定もこの日であったことを忘れてはならない。本日は国民がこぞって神武創業の意義を戴し、祖国の永遠の平和と繁栄に力を尽くす決意をする日である」と強調した上で「自国を守るのは国民以外にないというのが万国共通の意識である。この常識を奪った元凶が現憲法で、歴史と伝統に則した新憲法制定は最大の課題。施政方針演説で憲法改正に言及した安倍政権に期待する」と述べた。さらに「奉祝式典は本来政府主催で行うもの。神武創業の意義と理想を特に青少年に周知徹底することを強く要望する」と結んだ。
 自民党を代表し谷津義男衆議院議員が祝辞、引きつづき外交団を代表してガブリエル・アレクサンドル・サール・セネガル共和国特命全権大使が祝辞した。サール大使は天皇、皇后両陛下に敬意を表したあと、日本が積極的な海外協力派遣国家であること、国連予算分担金世界第二位の拠出国家であること、自然災害の闘いにおける指導国家であることなどを挙げ「これらの功績は日本の哲学を鮮やかに写し出している」と歴史、伝統に根ざした日本の姿を高く評価した。
 続いて決議採択。「我々は皇室と国民が一体となって国の繁栄を築いてきた輝かしい歴史に想いを致し、神武創業のいにしえを国民こぞって偲び讃えるべき建国記念の日に、奉祝式典が政府主催により厳粛かつ盛大に実施されることを強く要望する」との決議が採択され、小田村会長から谷津議員を通し安倍首相に手渡される。
 列席外交団はイスラエル、バーレーン、ウクライナ、エクアドル、ドミニカ、ネパール、ハイチ、リビア、ルワンダ、アゼルバイジャン、中国、ブラジル、コートジボワール、サンマリノ、エジプト、アンゴラ。
 第二部では島根県浜田市の長浜社中が石見神楽「岩戸と大蛇」を上演し、参加者をいにしえの世界に誘った。・・・

 

<2面>

  • 建国記念日特集
    新しい時代の幕開けと幣立神宮
    高天原日の宮・幣立神宮 春木伸哉宮司に聞く

<3面>

  • 世界ヒンドゥー大会に30万人
    インド・アラハバード
    目立つ政治スローガン

  • 神殿の丘回廊修復工事
    イスラム教徒が反発
    エルサレム

 

<4面>

  • 勇気ある宗教者フォーラム
    神道は環境問題に発言を

  • 金光教泉尾教会布教80年記念大祭
    内外諸宗教・宗派代表が参加

 

<5面>

 

  • 式年遷宮奉賛会埼玉県本部設立総会
    県民あげて奉賛のまこと結集

  • 日蓮宗大荒行成満会
    175人が広布誓う

 

<6面>

 

  • 曹洞宗無量寺住職 大海廣文師
    家庭の和するところ仏が宿る
クョスコニョ    [1] 
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