総計: 1446894  今日: 189  昨日: 797       Home Search SiteMap E-Mail
The Religion News
最新号案内
社説
天地
宗教新聞社講演会
お申し込み
宗教新聞に期待します
訂正記事
 天地平成26年 
 天地平成25年 
 天地平成24年 
 天地平成23年 
 天地平成22年 
 天地平成21年 
 天地平成20年 
 天地平成19年 
 天地平成18年 
 天地平成17年 
 天地平成16年 
  メニュー
最新号案内
社説
天地
お申し込み
訂正記事
  リンク集
    宗教界
 購読お申し込み・お問い合わせはこちらフォーム入力できます!
こちらまで
  検索エンジン
記事が検索できます!

 

  平成20年9月5日号[天地]
   八月二十三日は天地子宅近くの八坂神社でお祭り。古くから「お天王(てんの)さん」「祇園さん」と呼ばれている。御祭神のスサノヲノミコトは祇園精舎を守る牛頭(ごず)天王と同じ神で、猛々しく、疫病を払う力がある。祭りのために来た宮司によると、一四九七年七月二十五日の祭りの記録があるという▼当日は朝七時から大掃除。カヤやクズが生い茂った境内を草刈り機で刈り払い、社殿を拭いて、新しい注連縄をかける。テントを二つ張ったのは、かき氷とうどんを参拝者にお接待するため▼夕方五時半から神事が始まると、激しい雷雨になった。大豆農家は良かったと言い、稲刈り前の人は稲が倒れると心配する。いずれにしても夏の終わりだ。神事が済むころには雨も上がり、子供たちが集まって来た。若い衆が獅子舞を奉納。コンコンチンキチ、コンチキチと昔からの鉦と太鼓のリズム。二人で舞いながら、獅子頭を賽銭箱の上に乗せ、眠ったふりをするのもご愛嬌。長老たちは社殿でお神酒を頂き、あれは誰の息子だ孫だと騒がしい▼やがて女性たちの出し物が始まる。三年前に新築した平屋の舞台で、傘踊りや大正琴、銭太鼓をきらびやかな衣装で披露すると、白髪のおやじが、「〇〇ちゃ〜ん」と叫ぶ。さしずめ昔のマドンナなのだろう▼この夜、当番の五人は、社殿で徹夜する。あの店のうどんがうまいとか、どうでもいい話で夜を明かす。昔に比べ集まる人は減ったが、地域の行事として、世代を超え受け継がれている。
クョスコニョ    [1] 
 前のテキスト: 平成20年9月20日号[天地]
 次のテキスト: 平成20年8月5・20日合併号[天地]
 特集
 社是
syaze1
syaze2
syaze3
rn1
space
 -宗教新聞社- The Religion News Copyright (C) 2004 All rights reserved.