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社説
  平成21年4月5日号
   

よみがえる天平の息吹
国宝阿修羅展が開幕
興福寺創建1300年を記念

 

阿修羅像に見入る人たち=3月30日、開幕前日の報道内覧会

 

 

 三月三十一日、東京・上野の東京国立博物館で、興福寺創建千三百年を記念する「国宝 阿修羅展」が開幕、連日多くの人たちが訪れている。若者の凛々しい顔が人気の阿修羅像は三百六十度見られるように設置され、横向きの二つの顔や背面も目の当たりにすることができる。開館は午前九時半から午後六時まで、金・土・日曜・祝・休日は午後八時までと、多数の来館を見込んで通常より延長。天平時代の奈良仏教の息吹きが感じられる同展の会期は六月七日まで。

 興福寺の阿修羅像は天平六年(七三四)、聖武天皇の光明皇后が母橘三千代(藤原不比等の妻)の一周忌供養のために造像したもの。仏教の守護神となった古代インドの異教の神々、八部衆立像の一つで、三面の顔と六本の長い手を持つ、まさに異形の像。しかし、憂いを含んだ端正な表情から多くの人に親しまれている。
 また、橘夫人の念持仏とされる法隆寺の阿弥陀三尊像も厨子から出して特別展示されている。池に生えている蓮の花の上に仏が座っているという物語性の高い仏像だ。
 展示は四つの章から成り、第一章は「興福寺創建と中金堂鎮壇具」。興福寺で最初に建てられた中金堂(ちゅうこんどう)の基壇に、土地の神々を鎮めるために埋められた金銀や琥珀、水晶などの宝物千四百点のうち約千点が展示されている。
 第二章は「国宝 阿修羅とその世界」。阿修羅像は興福寺の西金堂(さいこんどう)に安置されていた。十大弟子像と八部衆像が部屋の両脇に並べて展示され、その間を通って阿修羅像の特別展示室に向かうようになっている。八部衆はいずれも阿修羅と同じ少年のような顔立ち。異形ではあるが天平らしい優雅な姿をしている。十大弟子は青年から壮年、老年の顔立ちで、いずれも落ち着いた表情が、悟りを
・・・

 

ふるさと祭りin 靖國
18万人が春を満喫
靖國神社


盛岡さんさ踊りの華やかな踊りと太鼓の音が境内一杯に広がる=3月28日、東京・九段の靖國神社

 

 靖國神社(三井勝生宮司代理者、東京・九段)の創立百四十年記念事業の一つとして郷土芸能が出演する「ふるさと祭りin靖國」(主催、同実行委員会。後援・靖國神社)が三月二十八、二十九日の二日間、境内を会場にして開催された。二日間で十八万人が足を運び春ののどかな一日を心ゆくまで楽しんだ。出演団体は出演奉納後、昇殿し靖國神社に眠る英霊に拝礼した。
 桜が二分咲きの境内。続々詰め掛ける参詣者と左右に立ち並ぶ出店で境内は立錐の余地もない。午後一時、郷土芸能のトップバッターは盛岡さんさ踊り。ミスさんさ、ミス太鼓を先頭に総勢五十五人の太鼓隊がバチからはじける勇壮な音を境内一杯に鳴り響かせながら大村益次郎銅像から神門までの参道を華麗な踊りをまじえてパレードした。踊り手は盛岡さんさ踊り協議会加盟十三団体の男女。団体によって振り付け、衣装、構成が異なる。加盟団体には盛岡市の無形民俗文化財団法人に指定されている団体もある。
 盛岡さんさ踊りは毎年八月一日から四日まで盛岡市内中央通り一キロをパレードする。最終日の四日は、「和太鼓同時演奏」でギネス記録を達成した「世界一の太鼓大パレード」と「大輪踊り」を行い
・・・

 

<2面>

  • 教皇、1週間のアフリカ司牧訪問
    カメルーン、アンゴラでミサ

  • 国連「宗教対話と理解の十年」
    諸宗教代表らがNYで準備会議

<3面>

  • 本紙講演会【上】
    元NHKアナウンサー、千葉県・熊野神社宮司 宮田 修
    NHKアナウンサーの「日本」再発見
    阪神・淡路大震災を報道
    人助けだと言われ神職に

 

<4-5面>

  • 平城京遷都1300年と大安寺
    始まりは聖徳太子から
    南都第一の国際的寺院・大安寺
    今は癌封じの寺として
    石清水八幡とのゆかり
    「空」を究める三論学

<6面>

  • 鼎談 日本文化で活路を開け 
    ベン=アミ・シロニーヘブライ大学名誉教授
    ツルネン・マルテイ民主党参院議員
    奈良泰秀神職・「にっぽん文明研究所」代表
    食の安全はモラルの問題ツルネン
    日本人は日本に自信をシロニー
    神道を世界に紹介したい奈良泰秀

<7面>

  • 張堂完俊第88世住職晋山式
    1300年の法灯護持誓う
    深大寺

  • 神道時事問題研究会
    平野次郎氏が講演
    花園神社

<8面>

  • 季節の精進料理〈春〉上
    精進料理研究家 藤井まり
    精進ちらし寿司
クョスコニョ    [1] 
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