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社説
  平成21年5月5日号
   

石清水八幡宮本殿遷座祭
40年ぶりに平成の大修造
来年4月、御鎮座1150年に

 

修復なった極彩色の本殿で、勅使(手前)が奏した御祭文を神前に納める田中恆清宮司

=4月26日、京都・八幡市の石清水八幡宮

 

 

 約四十年ぶりの「平成の大修造」を行っている京都府八幡市の石清水八幡宮(田中恆清宮司)で「本殿遷座祭 遷座之儀」が四月二十五日に、「同奉幣之儀(ほうべいのぎ)」が二十六日に営まれた。同宮の社殿は江戸時代の初め徳川三代将軍家光によって造営され、以来、修理を重ねながら当時の姿を今に伝えるもの。昭和四十二年前後に行われた前回修理から約四十年を経過し、国の重要文化財である社殿をはじめ境内摂末社、諸建造物の老朽化が進み、平成五年から修復事業を進めてきた。来年四月三日には鎮座千百五十年を迎えることから、残された回廊部分の修復を進めている。

 二十六日午前十時から行われた、修造と遷座の無事を神前に報告する「奉幣之儀」は、勅使の筑波和俊宮内庁掌典が天皇陛下からの御幣物を奉じて着座するところから始まった。次いで、田中宮司が本殿の扉を開け、遷座された八幡神の前に神饌が供えられ、宮司が祝詞を奏上。御幣物が宮司に渡され、同じように供える。
 勅使が御祭文を奏すと、宮司はそれを受け、神前に納めて、勅使に反命する。勅使、宮司、参列者代表の玉串拝礼があり、その後、御幣物、神饌が下げられ、宮司は本殿の扉を閉じ、勅使退出に続いて宮司以下祭員、参列者が退出して式典を終えた。この間、舞楽が奏じられる。
 同日午後二時より、京都市内のホテルで直会・祝宴が開かれた。挨拶に立った田中宮司は、「平成十七年三月に本殿より仮殿の若宮社にご移座いただいてより約四年間、大神様には仁徳天皇と共にお過ごしいただいた。今回の遷座は、十五年前から十八社の摂末社をはじめ諸施設の修造計画を立て、準備に入り、年ごとに社の修理をしてきた。最終的に本殿を中心とする重要文化財の修理を控えていたところ、平成十六年九月二日に台風23号のため本殿二棟の屋根が大きく損傷した。文化庁から本殿二棟、楼門の屋根などを災害復旧の指定を受け、すぐに修理にかかることになった」と最近の状況を報告した。
 そのため、本来なら奉賛会を設立した上で工事にかかるべきだったが、今回は宮司の責任において全国の崇敬者、企業、団体、個人に寄付を依頼し、目標はほぼ達成された。しかし、今後も修造が残っているので、「今回の本殿の修理については、
・・・

 

辯天宗、宗祖霊顕75年祭
大辯才天女尊が御開帳
奈良・五條市


お諭しを語る大森慈祥管長=4月25日、奈良県五條市の如意寺

 

 辯天宗の宗祖、大森智辯が昭和九年に大辯才天女尊より天啓を受けてから七十五年になるのを祝う宗祖霊顕七十五年祭が「宗祖様の御心に応えよう」をテーマに、奈良県五條市の総本山、宇賀山妙音院如意寺で、四月十七日から二十六日までの十日間にわたり催された。この間、御本尊の大辯才天女尊が開帳され、全国からの信者がバスを連ねて参拝し、韓国や中国、米国、カナダ、アイスランドなど海外からの参拝者も訪れた。
 五日目の二十五日は雨の中、朝六時半から御本尊奉拝が始まり、全国各地から地域ごとに指定された時間に本殿前に並び、御開帳された大辯才天女尊を奉拝していた。
 十時から、如意寺本堂に大森慈祥管長が入場し、七十五年祭祭典が始まった。読経に真言の唱和、辯天宗の歌の合唱などの後、第三次総本山霊場整備実行委員会の委員に大森管長から任命状が授与され、実行委員長が抱負の言葉を述べた。続いて責任役人から挨拶があり、「信仰によって仕事も導かれていることに感謝し、殺伐とした世相に、助け合って生きる日本人の良さを取り戻そう」と訴えた。
 来賓の祝辞に移り、五條市出身の田野瀬良太郎衆院議員が「私の原点は弁天様にあり、弁天様と一緒に成長してきた。宗祖様のお心を頂きながら国会活動に励み、弁天様と共に人生を全うしたい」と述べた。続いて、石田真敏外務副大臣は「母を通じて宗祖様のおかげを頂いてきた。最近の世相を見ると、政治家の責任を痛感する」と語った。また、辯天宗本部のある茨木市が選挙区の原田憲治衆院議員は「総本山にお参りし茨木とは違った霊顕を受けたように感じる」と挨拶した。
 続いて大森管長のお諭しがあり、次のように語られた。
 「宗祖様は御本尊様に、力を授けるから、かわいそうな人を助けなさいと言われ、以後、
・・・

 

<2面>

  • 香港の陳日君枢機卿が引退
    湯漢協働司教が後任に
    バチカン

  • ダライ・ラマ14世とカルマパ17世
    アヒンサー絶対平和主義大会に同席
    インド

<3面>

  • 出口京太郎氏が講演
    明るい未来予測した出口教祖
    大本東京本部

  • 新嘗祭供御米献穀田の1年
    香川県
    もみ播きから収穫まで
    子供たちも稲作体験

 

<4面>

  • 賀川豊彦献身100年記念シンポ
    寛容の再生で友愛の社会を
    母校の明治学院大学で開催

  • 古典に親しむ(16)
    市谷亀岡八幡宮宮司 梶謙治
    『平家物語』11―清盛を諌める重盛

<5面>

  • 神道青年全国協議会創立60周年大会
    道義国再生の先兵に

  • 一燈園「春の集い」でフォーラム
    経済哲学としての「無所有」

<6面>

  • 美術・「没後80年 岸田劉生」展
    肖像画に見える日本の近代
クョスコニョ    [1] 
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