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  平成21年10月20日号[天地]
   四年ほど前から、近くの神社の境内でのラジオ体操に、雨でない限り毎日参加している。朝の散歩の途中に立ち寄り、誘われたのがきっかけで、今では朝の大切な習慣に。神社を管理している老夫婦が、いわば主宰者。体操が終わると、奥さんがガッツポーズをしながら「きょうも一日元気で頑張るぞ!」と叫び、参加者も「頑張るぞ!」と合わせる。二十人ほどで大半が高齢者、女性が七割ほど▼今年の夏休みは親子連れの参加者が増え、賑やかだった。嬉しいことに、その中から小学生の男子が二人常連になって、今も通い続けている。そして、奥さんの代わりにかわいい声で叫ぶので、みんなの拍手でお開きとなる▼毎日六時半に集まっていると、日の出の時刻変化がよく分かる。今頃は、昇る朝日を浴びながらの体操で、ご来光に手を合わせる人もいる▼冬の寒い朝には、管理人のご主人がドラム缶で焚き火をする。鎮守の森を時々剪定しているので、燃料には事欠かない。旅の土産を持参する人がいると、火を囲んでしばしの雑談になる▼知らない人の輪に入っていくのは少しの勇気が要るが、入ってみると温かい。田舎でも都会でも地域の絆は弱まり、孤独感が人々の心を痛めている。日々の暮らしに人の温かさは欠かせない。神社や寺が、もっと人々の集まる場になって欲しいものだ。
クョスコニョ    [1] 
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