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社説
  平成22年10月20日号
   

第46回全国神社総代会大会
地域の精神的支柱に
青少年健全育成に努める

 

 

受彰者を代表し荒巻禎一副会長に謝辞を述べる島根県・平濱八幡宮役員の廣江朝夫氏=9月28日、島根県出雲市・出雲市民会館

 

 

 神社本庁の傘下にある全国約八万社の神社を支える総代や役員が一堂に会する第四十六回全国神社総代会大会が九月二十八日、島根県出雲市の出雲市民会館で開かれ、約千三百人が参加した。全国神社総代会(岡村正会長)の主催で、島根県神社総代会が主管、中国地区神社総代会が協賛、中国地区神社庁が後援。大会後、出雲神話にちなむ国の重要無形民俗文化財、佐陀神能を鑑賞した。

 開会の後、岡村会長の式辞を荒巻禎一副会長(京都文化博物館館長)が代読し、「日頃の奉仕活動を通じ、地域の活性化と伝統文化の継承にご協力頂き、敬意を表する。全国神社総代会の諸活動は皇室敬慕の念の喚起、祭祀の振興と鎮守の森の保護、育成など多岐にわたり、重要な柱として青少年の健全育成がある。古より地域の精神的支柱と仰がれてきた神社の役割は大きく、教育勅語渙発百二十年の節目の年である今年は、その精神の啓発に努め、宗教的情操をはぐくむ環境整備に邁進したい」と挨拶した。
 続いて、平成二十二年度神社功労者表彰があり、神奈川県・鈴鹿明神社役員の熊切義和氏ら約六十人が荒巻副会長から表彰状を授与された。
 来賓祝辞に移り、久邇邦昭神社本庁統理は教育勅語渙発百二十年に触れ、「青少年の心の荒廃や道義の低下が問題になっている時、教育勅語の精神を地域や家庭で生かすため、神社総代会が果たす役割は重要になる。わが国の麗しい伝統に思いを致し、悠久の歴史の中で培われてきた精神文化の再構築に努めなければならない。地域の指導的立場からのご尽力を期待する」と述べた。
 鷹司尚武神宮大宮司は「神宮のことについても格別なご高配を賜り、神宮大麻の頒布では、総頒布数が四年連続増体の成果を上げ感謝申し上げる。第六十二回神宮式年遷宮も諸事順調に進められ、本年は昨年より八十万人多い人たちの参拝があり、機運の盛り上がりを見せている。地域社会の人の和、心の拠り所としての神社の役割が見直されつつある中、本大会が開かれたのは意義深い」と語った。
 長曽我部延昭神道政治連盟会長は、山谷えり子参院議員が二十五万票で当選したことに感謝の意を述べた上で、民主党政権の政策に触れ「わが国固有の領土である尖閣諸島沖での中国漁船衝突事故をめぐる対応では、多くの国民が不安を覚えている。仙谷由人官房長官、枝野幸男幹事長代理ら元全共闘を擁する菅民主党政権は、明治維新のような政体の転換ではなく国体の転換を目指している。党の綱領さえないような革命政党にこの国の未来を委ねるわけにはいかない」
・・・・

 

以降は新聞をご覧ください

 

平成22年度保護司等中央研修会
功績者2191人6団体が受彰
法務省



柳田稔法務大臣から法務大臣表彰を受彰する代表者=9月29日、東京・有楽町朝日ホール

 

 法務省、社団法人全国保護司連盟、更生保護法人全国更生保護法人連盟、更生保護法人日本更生保護協会の四団体共同主催で平成二十二年度保護司等中央研修会が九月二十八日と二十九日、東京・有楽町朝日ホールで開催され、全国から保護司、更生保護に携わる職員ら約六百人が参加した。第一日にシンポジウム、第二日に講演と表彰があり、改善更生に功績顕著の保護司、内助者、更生保護事務担当者、保護司会二千百九十一人、六団体が受彰した。昨年の更生保護制度施行六十年に続き本年は保護司法施行六十年の節目となる。
 シンポジウム「困難を抱えた保護観察対象者の処遇について」では、保護司の佐竹えり子氏(宮城県名取岩沼保護司会)、前田康弘更生保護施設「雲仙・虹」施設長ら五人が意見を交わした。
 顕彰式典は物故者への真摯な黙祷を捧げることで始まった。国歌斉唱に続き谷川和穂社団法人全国保護司連盟会長が式辞を述べた。谷川会長は「我が国の更生保護制度は官民共同体制で実施しされ広く関係機関、団体の支援をもらいながら犯罪や非行に陥った者の更生に多大な成果を上げている。しかしながら犯罪や非行から立ち直る環境は一層厳しい状況にある。私ども更生保護関係者はこのことを心して受け止めることが肝要である。私どもはこれまで培った実績を踏まえつつ更生保護制度の重要性を心に刻み官民一体となってこの運用強化に努め社会の期待に応えていきたい」と述べた。
 受彰式後、柳田稔法務大臣が受彰者に祝辞。地域の安全と安心な生活を支えている活動に敬意と謝辞を表し「刑事施設の三人に一人が出所後三年以内に再犯して刑務所に戻るなど出所後の再犯率は依然高い。親類などの協力が得られず帰住先が見つからないまま満期釈放となっていることも一因だ。法務省としては再犯を繰り返させないために引き続き更生保護法のもとで官民の一層の緊密な共同体制により保護観察等の適正な運用を図り、立ち直りの実現に努めるとともに、更生保護の理念を地域住民に理解して頂き、地域社会に就労をはじめ社会復帰の基盤を築いていきたい」と祝辞した。代表者の受彰後、山形義之氏(大阪)が謝辞した。
 受彰者は法務大臣表彰受彰者千人。岡山県の近常寧氏が代表で法務大臣から表彰状を受彰した。社団法人全国保護司連盟会長表彰受彰者千百三十三人。秋田県の目黒勵氏が谷川会長から記念品を受彰した。更生保護法人全国更生保護法人連盟理事長表彰受彰者五十六人。富山県更生保護法人富山養得園常務理事の中山芳夫氏が本江威憙理事長から受彰した。更生保護事業に多大な貢献をした故瀬戸山三男氏(法務大臣等歴任)の遺徳を偲び、学術・広報分野で功績のあった者、団体に贈られる瀬戸山賞受賞者は田島良昭氏(長崎県社会福祉法人南高愛隣会理事長)、斉藤文夫氏(特定非営利活動法人神奈川県就労支援事業者機構会長)と釧路保護司会ほか五団体が今井敬更生保護法人日本更生保護協会理事長(代理、木内繁夫副理事長)から受賞した。
 顕彰式典に先立ち元環境事務次官、現恩賜財団済生会理事長の炭谷茂氏が
・・・

 

<2面>

  • バチカンで中東シノドス開催
    ユダヤ教、イスラム教との対話も

  • コプト教会大主教が謝罪
    コーラン批判への反発高まり
    エジプト

 

<3面>

  • 「信教の自由」めぐりシンポ
    国際宗教自由連合
    チベットの宗教迫害と人権弾圧
    日本はチベット近代化に貢献

  • チベット亡命政府の60年
    テンジン元主席大臣が講演
    チベット問題を考える会・チベット文化研究会

 

<4面>

  • 21世紀高野山医療フォーラム
    生と死が手を結ぶには
    大 阪

  • WCRP創設40周年まほろば大会
    ミレニアム開発目標の実現訴え
    奈良市

<5面>

  • 評議員会で補正予算など可決
    環境保全世界会議を開催 
    神社本庁

  • 飛雲観音像30周年慰霊法要
    特攻隊員の遺書を奉読
    京都・天龍寺

 

<6面>

  • 人・新琴似神社宮司 田湯直宜師
    地域の絆つくる神社に
クョスコニョ    [1] 
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