総計: 1451595  今日: 240  昨日: 216       Home Search SiteMap E-Mail
The Religion News
最新号案内
社説
天地
宗教新聞社講演会
お申し込み
宗教新聞に期待します
訂正記事
 平成26年案内 
 平成25年案内 
 平成24年案内 
 平成23年案内 
 平成22年案内 
 平成21年案内 
 平成20年案内 
 平成19年案内 
 平成18年案内 
 平成17年案内 
 平成16年案内 
 バックナンバ
社説
  平成22年9月5日号
   

再犯防止に指導の強化を
第45回教誨師中央研修会
B指標施設所属の125師参加
全国教誨師連盟

 

 

被収容者の心に寄り添い宗教教誨師としての責務を果たしていきたい、と述べる平野俊興全国教誨師連盟理事長=8月25日、東京霞が関の法務省庁舎

 

 

 財団法人全国教誨師連盟(平野俊興理事長、東京・中野区)主催、法務省協賛の第四十五回教誨師中央研修会が八月二十五日から二十七日までの三日間、東京霞が関の法務省庁舎内で、B指標施設所属の百二十五人の教誨師が北海道教誨師連盟ほか全国七教誨師連盟から出席して開催された。昨年度から四年間にわたり受刑者等の集団編成別による研修が行われ、昨年はA指標施設所属の教誨師が参加し、本二年目はB指標施設に所属する教誨師の中央研修会となった。B指標とは犯罪傾向の進んでいる者、A指標は犯罪傾向の進んでいない者を指す。なお、本中央研修会は競輪公益資金の補助を得て開催された。

 開会で平野理事長は「各教誨師は矯正局の指導の下、適切に責務を遂行してきた。しかし、身が凍りつくような事件が相次ぎ、高齢者の万引きも急増している。善悪の判断ができない犯罪が多くなってきた。高くなっている出所者の再犯率を何とかしなければならない。私たちは宗教教誨師として罪を犯さざるを得なかった人たちに心を寄り添えているだろうか。私たちは汗をかいて、彼らに人間として学んでいくという姿勢を失わせてはならない。三日間、共に学んでいきたい」と挨拶した。
 尾崎道明法務省矯正局長は矯正行政に対する理解と支援に敬意と謝意を表した上で「刑事施設では高収容率が継続している。処遇困難な少年も増加し、矯正を取り巻く環境は厳しい。刑事施設においては薬物依存者、性犯罪者等、受刑者の問題性に応じた処遇プログラムを実施するなど受刑者の改善更生、再犯防止に向けた指導体制の強化を図っている。昨年十二月に設置された『少年矯正を考える有識者会議』において青少年の健全育成、再非行防止という国民の負託にこたえるべく少年矯正運営の適正化を図っている。このような処遇発展には宗教教誨師の協力と理解が欠かせない」と宗教教誨師に一層の協力を求めた(代読、澤田健一法務省大臣官房審議官)。
 次に澤田審議官が「矯正の現状―三十年を振り返って」で基調講演。澤田氏は三十年間で変わったこと、変わっていないこと、今後不変の要素、課題などを述べた。以下は講演要旨。
 「この三十年で変わったことは@女性、外国人、長期受刑者、高齢者の被収容人員の増加(昭和四十九年の四万五千人が平成二十一年には七万六千人に増加)。現在収容率は全体で100%を切っているが、
・・・・

 

以降は新聞をご覧ください

 

全国教育関係神職協議会
創立50周年記念大会



全国教育関係神職協議会創立50周年記念大会で祝辞を述べる田中恆清神社本庁総長=8月4日、東京・渋谷区の神社本庁

 

 創立五十周年を迎えた全国教育関係神職協議会(全教神=諏訪秀一会長)の記念大会が八月四日、東京・渋谷区の神社本庁で行われ、翌五日にかけて中央研修会が開かれた。大会テーマは「よみがえれ にっぽんの心――育てよう 夢とこころざしを」。参加者は約百五十人。
 四日午前、神宮遥拝、国歌斉唱、教育勅語奉読などの後、平尾信麿元会長(富山県八幡神社宮司)、春木伸哉前会長(熊本県幣立神社宮司)ら功労者二十人に感謝状が贈られた。諏訪会長は「五十年前に本会を発足された先輩たちの志を受け継ぎ、渙発百二十年を迎えた教育勅語の意義を振り返り、改正教育基本法の完全実施を推進し、伝統教育のよさを発展させ、しっかりした日本に立て直していきたい」と挨拶。続いて、田中恆清神社本庁総長が「次代を担う青少年の健全育成のため、教育勅語の精神を学校教育の中に生かす努力を重ねている全教神の活動に期待が高まっている」などと祝辞を述べた。
 平岩昌利東京都神社庁長(代理松山文彦副庁長)、七海栄全国氏子青年協議会会長、春木秀紀神道青年全国協議会会長(代理乙黒洋副会長)など来賓からの祝辞があり、万歳三唱で閉会した。
 続いて総会に移り、諏訪会長は、「改正教育基本法には愛国心や教育における親の責任、それを支える地域の役割、一般的な宗教教育の大切さなどが書かれ、日本人の道徳の基準が示されている。しかし、政権交代で『心のノート』の予算が削られるなど、後退が見られる。来年からの改定学習指導要領の全面実施も行われる保証はない。学校や地域での連携を深められるよう、本会の活動を充実させ、発信できる全教神にしていきたい」と挨拶した。
 議事では、平成二十一年度の事業報告、収支決算報告、二十二年度の事業計画、収支予算報告があり、いずれも承認された。五十周年記念事業としては、巡回シンポジウムの開催や記念誌の発行、広報の充実などが計画されている。次回の大会は静岡県での開催が決まった。最後に「浄明正直・敬神崇祖の大道を実践する私たちは、
・・・

 

以降は新聞をご覧ください

 

<2面>


  • 「北米ルーテル教会」結成
    福音ルーテル不満派が新組織

  • 「信教の自由」国際シンポ犠牲者たちの願う国づくりを
    日本の強制改宗問題めぐり
    国際宗教自由連合

 

<3面>


  • 財団法人喝破道場理事長・曹洞宗「報四恩精舎」住職野田大燈師に聞く
    サムライJを支えた禅の心
    岡田監督との心温まる交流

 

<4面>

  • 永山久夫氏が講演
    幸せの自給率を高めよう
    川崎大師

  • 体験から信教の自由訴え
    強制棄教被害者の後藤徹氏
    日本外国特派員協会

<5面>


  • 政府主催全国戦没者追悼式
    天皇陛下が哀悼のお言葉

  • 第24回戦没者追悼国民中央大会
    犠牲者たちの願う国づくりを

 

<6面>


  • 美術・特別展「至宝の仏像」「仏像修理100年」
    奈良国立博物館
    なら仏像館の開幕を記念し
クョスコニョ    [1] 
 前のテキスト: 平成22年9月20日号
 次のテキスト: 平成22年8月5・20日合併号
 特集
 社是
syaze1
syaze2
syaze3
rn1
space
 -宗教新聞社- The Religion News Copyright (C) 2004 All rights reserved.