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社説
  平成22年11月20日号
   

全日本仏教徒会議栃木大会
慈悲の心で「社会参加」を
現代仏教の在り方探る
宇都宮

 

 

全日本仏教徒会議栃木大会2日目の開式の辞を述べる菅原栄光大会会長=11月10日、栃木県宇都宮市文化会館大ホール

 

 

 第四十一回全日本仏教徒会議栃木大会(大会会長・菅原栄光日光山輪王寺門跡)が「慈悲の心―社会参加仏教―」をテーマに十一月九、十の両日、栃木県宇都宮市で開かれた。初日は会場のホテルで法要の後、宗教学者ら四人によるシンポジウム「社会参加仏教の課題と展望」や、全国から集まった仏教徒らによる交流懇親会が行われた。二日目は同市文化会館で、輪王寺「延年の舞」などによる法要の後、栃木出身の作曲家・船村徹氏による記念公演「我が演歌的人生考」があり、一般市民も含めた満席の聴衆を堪能させた。

 九日、開会の挨拶で菅原大会会長は、天台宗の開祖:伝教大師最澄の言葉「忘己利他(もうこりた)」を引用しながら、「自分のことを忘れ人に尽くすのが最高の慈悲の心であり、それが仏教徒が社会に貢献することではないか」と呼び掛けた。続いて、有田惠宗全日本仏教会理事長は「無縁社会の状況は深刻だ。仏教徒には慈悲の心の行動が希求されている」と挨拶した。
 シンポジウムは山口幸照高野山大学准教授がコーディネーターを務めた。最初にインド・デリー大学のランジャナ・ムコパディヤーヤ教授が、僧侶によるベトナム反戦運動がきっかけで世界に広がった「社会参加仏教」の流れを解説し、日本での事例として日蓮宗大乗山法音寺と立正佼成会の活動を紹介した。前者は一九〇九(明治四十二)年、名古屋で杉山辰子と医師の村上斎によって設立され、ハンセン病患者の救済や青少年育成、児童福祉などの活動を行い、後に日本福祉大学を創立している。後者は、明るい社会運動や世界宗教者平和会議(WCRP)などの活動で知られる。
 次に、金子昭天理大教授が台湾で一九六六年に結成された新仏教「慈済基金会」の活動の広がりとその背景を報告した。同会は、慈済宗を名乗る仏教団体と社会貢献団体(NGO)の両面を持ち、会員五百万人の
・・・・

 

以降は新聞をご覧ください

 

鎮座90年記念国際シンポ
内と外から見た明治日本
明治神宮



ディスカッションする(左から)平川、吉田、稲賀、ジョン・ブリーンの各氏と彬子女王殿下=11月1日、明治神宮参集殿

 

 今年、鎮座九十年を迎えた明治神宮では多彩な記念行事が行われている。その一環として十一月一日、参集殿において国際シンポジウム「内と外から見た明治日本」が、明治神宮と学術交流を深めているロンドン大学関係者を招いて催された。明治の日本が国際社会の中でどのように振る舞い、諸外国からどのように捉えられていたのか、内外からの評価を検証し、これからの日本の在り方を探った。
 最初に、平川祐弘東京大学名誉教授が「霊の国日本―福沢、渋沢、チェンバレン、ハーン」と題し、次のように講演した。
 神道を敵視する神道観の形成に影響を与えたのが英国の日本学者バシル・チェンバレンで、明治末の天皇崇拝を中心とする神道の復興を、彼は日本における新宗教の発明だとした。しかし、今では米国の大統領や国務長官が明治神宮に参拝するようになり、欧米の神道観は変わりつつある。
 福沢諭吉や渋沢栄一は西洋文明に接する前から儒教的合理主義者で、文明開化の影響を受け迷信嫌いだった。若い頃は信仰を重んじなかった福沢だが、晩年には個人の救いではなく、社会の安寧維持のため宗教の必要性を説いている。そして、「宗教は茶の如し」と語っている。それに内村鑑三は、自ら宗教を信じないで宗教を奨励するのは、宗教に対する最大の侮辱だと反発した。
 チェンバレンは福沢のような宗教観が明治日本の知識人の主流だと思っていて、神道については「まとまった教義も聖典もなく、道徳規範を欠く神道は、ほとんど宗教の名に値しない。仏教ほど深い根を持っていない」と書いている。多神教の神道は唯一神のキリスト教より後れているとの考えがあった。彼は明治政府で大きな力を持ち、政府が神道は宗教ではないとして、学校での神社参拝などを強制した要因の一つとなった。ところが帰国後、彼はいわゆる国家神道を批判している。
 西洋化、近代化する明治に来日したラフカディオ・ハーンは、超自然的な怪談に深い関心を示し、迷信の中に真理を見、妖怪が人々を豊かにすると考えていた。チェンバレンへの手紙で、「日本では迷信は
・・・

 

以降は新聞をご覧ください

 

<2面>

  • 中国プロテスタント教会に変化
    訪中スウェーデン教会総監督が指摘

  • アルカイダ系が教会襲撃
    キリスト教徒ら58人死亡
    イラク

 

<3面>

  • 本紙講演会【下】 トルストイ没後100年
    一燈園当番 西田多戈止
    西田天香の生活に生きるトルストイ

 

<4面>

  • 第19回日本仏教教育学会学術大会
    北海道開拓と宗教教育など発表
    札 幌

  • 百地教授講演「政教分離と憲法」
    目的は信教の自由保障に
    やすくに活世塾

<5面>

  • 80年ぶり道了尊首都圏御開帳
    4000人が世相の安寧を祈願
    大雄山最乗寺

  • シンポ「生と死とその後」
    死後も含む死生学を
    東洋英和女学院

 

<6面>

  • 映画・最後の忠臣蔵
    美しい日本人の生きざま

 

クョスコニョ    [1] 
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