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社説
  平成22年4月20日号
   

全日本仏教会平成21年度理事会
仏教の宝を世界に発信
新理事長に有田惠宗師

 

 

 

第28期を締めくくった理事会=3月30日、京都市内のホテル

 

 

 仏教の各宗派などで構成する全日本仏教会(事務局・東京都港区)の理事会が三月三十日、京都市内のホテルで開かれ、四月からの新体制(第二十九期)の役員人事などを内定した。同月末で任期満了となった豊原大成理事長(浄土真宗本願寺派元総長)の後任に、有田惠宗・曹洞宗前宗務総長を選任した。任期は四月一日から二年間。新会長には河野太通・臨済宗妙心寺派管長が就任し、河野会長は理事会のあと開かれた懇親会で、「(全日本仏教会は)日本仏教界の意思を体現する団体と見られている。世界的な活動も大切だが、まずは国内での取り組みを充実させたい」などと抱負を述べた。

 この日の理事会では、新体制での評議員と参与の選出、平成二十二年度の事業計画と収支予算案、同二十一年度の補正予算案などの議案が諮られ、それぞれ理事会と評議員の全会一致で了承された。
 続いて、第二十八期宗教教育推進委員会の活動、同会の公益財団法人への移行問題、大蔵経研究推進会議への協力などの協議事項が示され、関係者から詳しい報告や説明がなされた。
 宗教教育推進委員会の報告書では、「幼児教育から大学、さらに海外の宗教教育に関して幅広く現状報告を受け、その実態を具体的に把握することで委員会の方向性が明確になった」と指摘。
 その上で、次期委員会では教育現場における宗教に対する誤解と偏見を除き、正しい宗教に関する教育が行われることを目標に具体策を検討したり、宗教教育の重要性を加盟団体に広める方策(教化セミナー・宗教教育シンポジウムの開催など)を検討したりするなどしてほしいと要望している。
 大蔵経事業については、大蔵経テキストデータベース研究会代表の下田正弘東京大教授が説明。「世界三大宗教の一つである仏教の財産を日本で保護し、世界の精神文化に貢献することと、仏教の智恵を集約する世界の中心拠点を日本に形成することが目的だ」と述べた。
 八万五千ページにものぼる同経のテキストデータ化によって、「仏教の知識基盤を技術進化に乗せて継承発展させる」ことができ、「デジタル媒体化により地球のすみずみへの瞬時の仏典の流布と利用者との交流」が可能だとしている。
 同教授はまた、同経を中心にした仏教界と仏教学界の連携、情報の共有と事業の協働を通した次世代の人材育成などが大蔵経研究推進会議の役割だとも指摘。「仏教の宝を世界に発信し続けていくため、段階ごとに取り組みたい」とも話し、平成二十三年四月から同二十六年三月までの第二フェーズ(データの修正と外字の整理など)では年間約二千八百万円の
・・・・

 

以降は新聞をご覧ください

 

応神天皇1700年式年祭
ご神威の発揚を願う
大宮八幡宮



応神天皇のご神威発揚を願う、と話す鎌田紀彦宮司

=4月1日、東京杉並の大宮八幡宮

 

 全国四万余の八幡神社のご祭神、応神天皇(十五代、在位二○一〜三一○年)千七百年式年祭が、崩御された日(旧暦応神天皇四十一年二月十五日)に当たる四月一日、宮中皇霊殿、応神天皇山陵(大阪・羽曳野市)、八幡神社の総本宮宇佐神宮(大分・宇佐市)、伊勢神宮に次ぐ第二宗廟石清水八幡宮(京都・八幡市)、鶴岡八幡宮(神奈川・鎌倉市)などで斎行され、応神天皇八幡大神の広大無辺な御神徳御稜威を景仰した。応神天皇山陵では勅使が参向した。応神天皇山陵は体積では我が国最大を誇る。
 「東京のへそ」大宮八幡宮(鎌田紀彦宮司、東京杉並区)では、鎌田宮司を斎主に責任役員、総代、来賓ら百人が参列し斎行された。午前十時、遥拝所において西方に向かい宮司、祭員、責任役員、特別参列員が応神天皇山陵を遥拝した。次に社殿に参入、修祓乃儀をもって祭典に入った。国歌斉唱をすると宮司が御扉を開扉、献饌へと進み応神天皇の御神徳を景仰し国家隆昌、世界平和を祈念する祝詞を奏上した。
 大宮幼稚園年長児四員が明治天皇御製を舞にした神楽「朝日子舞」を、また巫女二員が昭和天皇御製を舞にした神楽「浦安舞」(扇舞と鈴舞)を奉奏した。宮司玉串拝礼に続き責任役員、総代代表、山野井克典立正佼成会顧問、大藪正哉曹洞宗天徳院住職、石原伸晃衆院議員(代理)らが玉串を奉って拝礼した。
 直会に移り聖寿万歳三唱ののち鎌田宮司が挨拶。鎌田宮司は「八幡神社のご祭神が応神天皇であることは意外と知られていない」と前置きし、「応神天皇は仲哀天皇と神功皇后の皇子として誕生。帝の治世は阿知使主(あちのおみ)の渡来など半島との接触、論語や千字文など大陸文化の移入等があり、半島と対等の力があって、国威が史上初めて大いに輝いた時期であった。下って欽明天皇の時、笹の葉に乗った三歳の童子が宇佐の地に現れ『我は誉田天皇(応神天皇)にして広幡八幡麿なり、我が名は護国霊験威力神通大自在王菩薩』と託宣され、八幡大神として示現になり宇佐八幡宮が創建された。八幡大神は聖武天皇の東大寺大仏建立を助けるため出向いたり、和気清麿に託宣され弓削道鏡の皇位簒奪を防ぐなど国家の重大事のたびごとに神威を発揮された。都が京都に移ると『吾れ都近き男山の峰に移座して国家を鎮護せむ』との神意が示され・・・

 

以降は新聞をご覧ください

 

<2面>

  • イースターのオバマ大統領
    アフリカ系米国人の教会に出席

  • 中国の国家宗教事務局長
    「家の教会」の役割軽視

 

<3面>


  • 花まつり子ども大会
    「ありがとう  おかげさま」
    大阪市仏教青年会

  • 第61回四谷花まつり
    町ぐるみで誕生祝う
    東京四谷仏教会

 

<4面>


  • 日蓮ゆかりの南房総を巡る
    われ日本の柱とならん
    誕生・立教・法難の地

<5面>


  • 増上寺で御忌大会
    鷹觜俊道師ら唱導師勤める

  • 秩父・今宮神社で龍神祭
    水への感謝を込めて

<6面>

  • 人・機械エンジニア 岡村貴句男さん
    道元研究の力作を完成
クョスコニョ    [1] 
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