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  平成22年3月5日号[天地]
   岡山県の宇野と香川県の高松を結ぶ宇高連絡線が廃止されたのは、瀬戸大橋が開通した昭和六十三年のこと。高速道路の値下げなどを受け、四国フェリー・宇高国道フェリーも廃止が決まった。これで、宇野・高松を直通で結ぶフェリー航路は消えてしまうことになる▼瀬戸大橋の通行料が高いことから、両民間航路は架橋後も運営を続け、とりわけ一時間の休息が取れるトラックドライバーの利用が多かった。通学・通勤に利用していた人たちもいる。強風で橋が通行止めになってもフェリーは運航できたから、確実な運送には必要な航路だった。民主党政権はさらに高速道路の無料化を目指しているが、人々の暮らしは微妙なバランスの上に成り立っているため、小さな政策変更で大きな影響を受けてしまうことを忘れてはならない▼学生時代、京都にいた天地子は、列車で岡山から宇野に行き、連絡船に乗った途端、周り中にさぬき弁があふれ、おばさんたちの声が全部母の声のように聞こえたものだった。そう言えば、高松港から京都へと旅立ったとき、こちらは嬉しさ一杯だったが、向こうでは母が泣いていた▼帰りの連絡船で、まず食べるのが客室の立ち食いうどん。懐かしい味と食感が口の中に広がり、ふるさとに帰った気持ちになった。近年、交通の便がよくなった半面、ふるさとに帰る喜びが薄れたのでは、と感じている。
クョスコニョ    [1] 
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