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  平成22年4月5日号[天地]
   三月下旬、冬に逆戻りしたような冷たい雨が上がった一日、友人夫妻と車で南房総を回った。山が海の近くまで張り出しているので、トンネルが多い。暗いトンネルを抜け出した途端、鮮やかなお花畑が広がっていたので、まるで臨死体験だねと笑った。ポピーやキンセンカ、ストックなどが花盛りで、菜の花が黄色いじゅうたんを敷いている▼お花畑に下りると、そろそろ終わりの時期なので、花束三つを千円で買うと好きなだけ花を摘んでもいいと言う。そう言われると欲が出る自分が浅ましい。はさみを借りると、おばさんは親切に、長靴に履き替えたほうがいいよと言う。確かに畑は昨日までの雨でぬかるんでいる。幸い、キンセンカはまだつぼみをつけている花があった。もしかしたら、あの世に行っても花摘みをするのかもしれない▼知的好奇心の旺盛な友人は、おばさんに花が終わったら何をするのかと聞いた。海に漁に出ると言う。天地子はどちらの収入が多いのか考える▼先日、農事組合法人の総会で、JAの来賓が「サライ」四月号の記事を紹介していた。生活のための農業は最初の段階、いい作物を作ろうと競い合うのが芸術の段階、作物の気持ちが分かるようになるのが宗教の段階だというもの。そう、人間はその域に達して初めて満足できる。まだ門の前でうろうろしている自分を発見し、反省した。
クョスコニョ    [1] 
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