総計: 1446909  今日: 2  昨日: 202       Home Search SiteMap E-Mail
The Religion News
最新号案内
社説
天地
宗教新聞社講演会
お申し込み
宗教新聞に期待します
訂正記事
 平成26年案内 
 平成25年案内 
 平成24年案内 
 平成23年案内 
 平成22年案内 
 平成21年案内 
 平成20年案内 
 平成19年案内 
 平成18年案内 
 平成17年案内 
 平成16年案内 
 バックナンバ
社説
  平成23年6月5日号
   

平成23年定例評議員会
震災復興を最優先に
北白川道久新統理を選出
神社本庁

議事の初めに挨拶する田中恆清総長=5月26日、東京・代々木の神社本庁大講堂

 

 

 東日本大震災で包括下の神社が多数被災した神社本庁(久邇邦昭統理、田中恆清総長)の定例評議員会(中山高嶺議長)が五月二十六、二十七の二日間、東京・代々木の神社本庁大講堂で開催された。総長提出の平成二十三年度一般会計歳入歳出予算案五十億五千四百九十七万円余(前年比六千七百三十二万円減)は予算審議特別委員会に付託、二十七日、追林昌弘委員長の報告を受け全会一致で議決された。また、久邇統理が辞任を表明し、北白川道久社団法人霞会理事長・前神宮大宮司が新統理に選出され、六月四日に就任した。

 二十六日、久邇統理は式年遷宮への協力に対する謝辞を述べた上で大震災に触れ、「天皇陛下のご慰問、温かいお言葉、お励ましに感謝申し上げる。復興支援対策をはじめ重要な議案が上程されるので充実した会議を期待する」と語った。
 来賓の鷹司尚武神宮大宮司は、大震災被災者、被災神社に見舞いの言葉を述べ、「二年後の遷宮は各関係の尽力のもと、募財の達成はじめ準備は順調に進んでいる」と挨拶した。長宗我部延昭神道政治連盟会長は、今夏に採択される来春から使用の中学校歴史・公民教科書が、改正教育基本法に沿って採択されるよう働き掛けることを表明した上で震災への菅直人総理の対応を批判し、「菅政権を退陣させ、保守本流政権の復帰を望みたい」と語った。
 中山高嶺議長らが席に着き議事に入った。
 最初に総長挨拶があり、神宮大麻頒布が目標に達していないが、来年は全国頒布百四十周年なので一層努力し、神宮遷宮に向け国民の気運を盛り上げたいとした上で、大震災による神社の被災と支援について次のように語った。
 社殿・社務所等の全壊・半壊・流失は約二百社、その他建物の損壊は約千二百社、灯籠・鳥居等の被害を加えると三千社以上に及ぶ。本庁は災害対策本部を設置して災害状況を把握し、復興に向け義援金は現在六億円以上に達している。九月まで第二次募集を実施し、適宜、被災神社に贈呈していきたい。さらに、社殿復旧、復興を支援するため評議員会に神社復興支援基金を設け、各種措置を講じたい。また、被災神社の復旧事業に対する寄付金の免税措置が取れる見込みである。
 不活動宗教法人対策への取り組み、自然災害などで必要性が増している共済制度への加入促進、貸付金の上限を三百万円に引き上げ復興神社を支援する、外国による領土・領海侵犯で
・・・

 

以降は新聞をご覧ください

 

 

平成23年度全国宗務所長会議
全国74所長に認証書交付
日蓮宗


渡邊照敏宗務総長より認証書を受け取る各宗務所長=5月24日、東京・池上の日蓮宗宗務院


 

日蓮宗(内野日総管長、渡邊照敏宗務総長)の平成二十三年度全国宗務所長会議が五月二十四、二十五の二日間、東京・池上の日蓮宗宗務院で開催され、各管区から選出された七十四人(新任四十三、留任三十一)に、渡邊宗務総長より認証書が交付された。
 日蓮宗では、第百二回定期宗会最終日の三月十一日に東日本大震災が発生したのを受け、直ちに渡邊宗務総長を本部長とする災害対策本部が設置され、対応に当たってきた。開会式で内野管長は震災に触れ、「まずは、被災者や被災地の苦悩を取り除き、安寧な生活を取り戻すこと。また、不幸にも犠牲となった方の安らかなることをお祈りし、被災者の方々の苦難を少しでも分かち合い、一人ひとりが寄り添って復興の道のりを見守り続けていくことが宗教者に求められる」と挨拶した。
 宗務所長、立正安国・お題目結縁運動管区支部長、災害対策支部長に認証書が交付され、会議に移った。挨拶に立った渡邊宗務総長は関谷泰教伝道局長、駒野教源総務局長ら内局を紹介し、震災への対応について次のように説明した。
 三月十七日に日本赤十字社に第一次義援金一千万円を送金し、二十八日から五日間にわたり災害対策本部職員が現地調査を行った。四月二十一日には渡邊本部長が被災地に赴き、宮城県本山考勝寺で岩手・宮城・福島の災害対策支部長より被害状況を確認し、今後の対応を協議した。その間、全国の寺院・教会・結社に義援金を呼び掛け、蒲田駅前で街頭募金を行った。五月九日には震災対策会議を開き、十二日に第一次義援金を被災地に送金した。六月十八日には考勝寺で大震災百ケ日追善法要が執り行われる。
 さらに渡邊総長は、宗門運動として行う「心と社会と人」の三つの育成に「災害復興支援活動」を加えたことを報告し、各所長に協力を呼び掛けた。また、平成二十三年度経常部会計予算は総額二十二億二十六万円で前年比一億一千五十五万円の減額となるが、経費節減と見直しで御降誕八〇〇年慶讃事業準備金は・・・

 

<2面>


  • 「国際カリタス」にバチカンの意向注入
    教皇が総会出席代表と接見

  • 仏でG8宗教指導者サミット開催
    宣言文をG8サミットに提出

 

<3面>


  • 小谷城をめぐる攻防戦 
    中井 均長浜城歴史博物館館長
    信長を見限った浅井長政
    三姉妹の悲劇の始まり

<4面>


  • 神社本庁設立65周年記念式典
    常陸宮同妃両殿下がご台臨

  • 東大寺と鶴岡八幡宮が合同
    物故者慰霊と被災地復興の祈り

<5面>


  • 御遠忌フォーラム「真実の法統」
    昭和の法難を乗り越え
    本山東本願寺

  • 全日本仏教会が講演会
    差別のない社会を

 

<6面>


  • 人・家庭教育・心のカウンセラー 安藤喜代美さん
    母の道は愛ひとすじ
クョスコニョ    [1] 
 前のテキスト: 平成23年6月20日号
 次のテキスト: 平成23年5月20日号
 特集
 社是
syaze1
syaze2
syaze3
rn1
space
 -宗教新聞社- The Religion News Copyright (C) 2004 All rights reserved.