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社説
  平成23年7月20日号
   

法然上人800年大御忌法要
今上陛下より法爾の大師号
大本山光明寺

 法然上人八百年大御忌法要・開山忌・落慶

「念仏こそ永遠の生きる力です」と大御忌法要後で垂示する宮林昭彦大本山光明寺法主=7月5日、鎌倉・大本山光明寺

 

 

東日本大震災物故者法要が七月四日の開白法要から六日の結願法要までの三日間、鎌倉の浄土宗大本山光明寺で宮林昭彦法主を導師に盛大に執り行われ、上人の報恩謝徳を讃えた。今上陛下より「法爾大師」(ほうに)の号が加諡(かし)された。八つ目の大師号となる。総本山知恩院の大遠忌は十月二日から二十五日まで、増上寺は東日本大震災を鑑み本年は中止、来年四月一日から十一日までそれぞれ奉修される。

 七月五日、午後二時。大太鼓が境内に鳴り響く。光明寺雅楽会奏楽のなか、檀信徒の合掌に迎えられ導師、脇導師、職衆が大殿中央通路から内陣へ入殿。本尊・阿弥陀如来に三礼して着座。善男善女も導師に合わせ三礼をした。来賓には八木季生大本山増上寺法主、里見嘉嗣社会国際局長、中村康雅宗議会議長、関東地方教区長、鎌倉商工会議所会頭、俳優の藤村志保夫妻らが列席、県内京浜組・港南組・港北組・高座組各寺院の檀信徒五百人で大殿は埋め尽くされた。
 菓子、茶で宝前を荘厳すると宮林法主が表白を奉読。「法然上人は選択本願の念仏を勧め建暦二年正月二十五日をもって円寂。浄土往生の素懐を遂げられる。爾来八百年の星霜を受けにし、時運愈々天に漲り降雨益々地を潤し念仏の声洋々にして地に満ち凡夫の迷いを平等に救わる。これ偏に上人の御徳の賜物なり」と上人の遺徳を讃えた。
 次に本尊の回りを行道しながら阿弥陀経を読誦、帰依と讃嘆の誠を捧げた。指名焼香に続き引声念仏(いんじょう)。声に緩やかな曲折を付けた名号は太鼓、鈴、鉦の音に合わせて唱え堂内に響きわたった。最後に一枚起請文を唱和、大御忌法要は熱気溢れるなか厳修された。引き続き良忠上人開山忌、東日本大震災物故者法要が営まれた。
 宮林法主は垂示のなかで法然上人の教え「受け難き、人身を受けて、遭いがたき本願に遭いて、興し難き道心を興して、離れ難き、輪廻の里を離れて、生まれ難き淨土に、往生せん事、悦びの中の悦び也」(一糸小消息)を引用し「法然上人の時代も天変地異があった。現実の地獄をしっかり見つめ一日一日をしっかり生きるよう、命の大切さを上人は教えている。今生きる力を戴くのが上人の念仏。如来に助けられ生かされる。大御忌を通して報恩感謝の真心を捧げたい」と念仏唱和の重要性を垂示した。
 次に来賓の里見法雄宗務総長が「宗祖法然上人は末法悪世の混濁した時代に罪悪生死の凡夫が常没流転の苦界を脱する方途を求め、称名念仏により極楽浄土に往生することができるという本願他力の救済を選択(せんちゃく)された。今こそ法然上人の御教えを自覚し信心をより強固なものとして、更なる念仏相続に努めようではありませんか。この記念すべき法筵(えん)を基として、念仏生活の尊さを充分に体得し、正しく明るい日々を送られますことを願って止みません」(代読、里見嘉嗣社会国際局長)と祝辞した。
 八木増上寺法主は「昨日(七月四日)、陸前高田市など見舞いに行った。大震災で一人の浄土宗住職が遷化され、娘さんも津波に呑まれた。私たちは法然上人のみ心を体して阿弥陀様の尊き導きを信じ、日本が立ちあがることを願う」と垂示、合わせ十念を授けた。
 大御忌法要に先立ち光明寺布教師の坂野泰巨西運寺住職(茅ケ崎市)が記念法話をした。「人間界は上品、中品、下品の三段階があり、それぞれがさらに三段階に分かれる。最下位は下品下生だ」と示し、
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以降は新聞をご覧ください

 

 

全国氏子青年協議会第49回定期大会
震災復興支援掲げ京都に集う


優秀氏子青年として表彰される11人=7月16日、京都市左京区の国立京都国際会館


 

 全国氏子青年協議会第四十九回定期大会京都大会が「日本文化の原点―京都から氏青の絆を深めよう」をテーマに七月十六日、京都市左京区の国立京都国際会館で、全国から氏青約千百人が参加して開かれた。
 大垣守弘京都大会実行委員長(御霊神社氏青)の開会の辞に続き、神宮遥拝、国歌斉唱、教育勅語奉読、氏青綱領唱和、大震災犠牲者と氏青物故者への黙祷、大震災に寄せた天皇陛下のメッセージを拝聴した後、七海栄会長が挨拶、「今こそ氏青の力を結集し、日本人本来の優しさと雄々しさを発揮し、被災神社と氏子区域の復興に大同団結しよう」と呼び掛けた。
 来賓祝辞に移り、田中恆清神社本庁総長は昭和三十八年に結成された氏青が来年の五十周年を控え京都に結集したことの意義を強調し、また大震災が当初、想定外と言われたことに、『日本三代実録』にある貞観地震と津波の記録から疑問だとし、「当時の清和天皇は即座に摂政藤原良房を先頭に被災地の復興支援に乗り出された。今回の大震災に際し、天皇陛下は『被災者の心に心を寄せて(復興支援を)』と語られている。歴代天皇の大御心を持って語られる天皇陛下のお言葉を忘れてはならない」と述べた。
 全国神社総代会の岡村正会長は「災害復興に多大の時間と労力が予想される今、地域社会の精神的拠り所である神社に期待が高まっている。活力ある地域づくりに期待する」(荒巻禎一同会副会長代読)、山田啓二京都府知事は「京都で開催される大会が日本人の心のありようを深めることを願う」(山内修一副知事代読)との祝辞を述べた。
 表彰式に移り、団体の部では優秀氏青として三重県猿田彦神社敬神青年会と静岡県浅間大社青年会が、特別賞として静岡県氏子青年協議会が、個人の部では、優秀氏青として東京都の木村茂氏(長浦神社氏青)と三重県の中林義博氏(春日神社氏青)が、優秀氏子青年として東京都の阿部一雄氏(蒲田氏青)ら十一人が表彰された。
 続いて、指定氏青に指定証が授与され、氏青協議会の総会報告があった。本年度上期の大震災義援金二百二十万円が田中総長に寄託され、総会で次期会長(任期二年)に選出された鷹野尚志氏(石清水八幡宮青年会)は、「大震災被災地への継続的な支援、
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<2面>


  • バチカンが中国の教会に警告
    「司教は破門と見なされる」

  • ユダヤ教超正統派
    反キリスト者キャンペーン

 

<3面>


  • 平成27年は高野山開創1200年
    空海の限りない魅力を語る
    静慈圓高野山霊宝館管長・高野山大学名誉教授

<4-5面>

  • 本紙講演会・日本は国難を乗り越える!
    共感する絆で結ばれた民族
    指導者育てる教育の復活を
    中條高徳 英霊にこたえる会会長・アサヒビール(株)名誉顧問

<6面>


  • パリ・ユダヤ人一斉検挙の生存者
    映画「黄色い星の子供たち」のモデル
    ヴァイスマン氏、歴史の真相を語る

  • 東日本大震災復興祈念集会
    支縁のまちネットワーク
    無縁社会から結縁社会へ

<7面>


  • 国際シンポ「神仏の森林文化」
    日本の智と苦悩を世界へ
    神道国際学会

  • 京都の「くらしと宗教」シンポ
    地蔵盆に生きる土着信仰
    佛教大学

<8面>


  • 映画・デビルクエスト
    壮絶でリアルな悪との戦い
クョスコニョ    [1] 
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