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社説
  平成23年12月5日号
   

原点に返り平和の祈りと実践を
黒住教本部で23年ぶり開催
岡山で平和促進全国宗教者大会
世界連邦日本宗教委員会


 

 

開会式で挨拶する黒住宗晴教主=11月29日、岡山市の黒住教本部大教殿

 

 

 

第三十三回世界連邦平和促進全国宗教者岡山大会が、美しい紅葉に包まれた岡山市の黒住教本部で十一月二十九日、各宗教・宗派の代表、石井正弘岡山県知事をはじめ市民ら約千人が参加して開催された。天照大御神、八百萬神、教祖宗忠神を祀る大教殿で平和の祈りを奉げ、世界連邦運動協会副会長の四方八洲男前綾部市長が講演、その後、イスラームのクルアーン朗誦、金光教の吉備楽、天台宗の声明、カトリックのグレゴリア聖歌などのヒーリングコンサートが催された。

 大会は、山頂にある日拝所で毎朝、日の出に向かって行われている日拝で始まり、黒住宗晴教主が祭主となり大祓詞を唱和する世界平和の祈りへと進み、午後、開会式が行われた。大会テーマは「世界連邦運動の原点に立ち返って―世界の恒久平和への祈り」。岡山大会は昭和六十三年の第十回に続く二回目、黒住教は平成二十六年に立教二百年を迎える。
 挨拶に立った黒住教主は「宗教者の宗派を超えた平和の集いは立正佼成会が母体の世界宗教者平和会議、大本が先達の世界連邦日本宗教者会議により開かれてきた。三月十一日の大惨事以来、人々の心も政治も揺れ動いている時だからこそ、神仏に仕える者として、変わらないものを守っていきたい。真の日本人こそ真の世界人であろう。天皇陛下は即位に際する大嘗祭により伊勢神宮の大御神の御神霊が鎮まり、それを大御心とあがめることで国民は幾多の国難を乗り越えてきた。被災者に向けた天皇陛下の祈り、皇后陛下の『よく生きていらっしゃいましたね』のお言葉も大御心の表れである。世界連邦はかつて夢物語のようだったが、EU(欧州連合)が運命共同体として経済危機を乗り越えようとしている姿は、世界連邦の可能性を示している。本大会を夢を実現する第一歩としたい」と述べた。
 大会実行委員長の田中恆清世界連邦日本宗教委員会会長(石清水八幡宮宮司)は「昭和四十二年に宗教協力組織として発足した本委員会は、初めの約十年は国内各地で、次の十年は海外で啓発大会を開催してきた。六十三年に当地で開かれた第十回大会当時の宗教委員会会長は、岡山県和気町出身の葉上照澄延暦寺大阿闍梨で、大会ポスターの感動的な絵は棟方志功作だった。今大会は心の交流を中心に進めたい」と挨拶した。
 祝辞に移り、日本宗教連盟理事長の有田惠宗全日本仏教会理事長(代理・戸松義晴事務局長)が「今年は国内外に自然災害が度重なり、人智の及ばない自然の脅威を改めて思い知らされた。宗教者が協力して被災者に寄り添い、支援を
・・・

 

以降は新聞をご覧ください

 

 

次期会長に半田天台座主
福島の寺院と住民お取次ぎ
全日本仏教会


理事会、評議員会・参与会の冒頭、挨拶する有田全日仏理事長=12月1日、東京・港区の会場


 

来年四月一日から公益財団法人に移行する財団法人全日本仏教会の平成二十三年度第三回理事会、第二回評議員会・参与会が十二月一日、東京・港区の東京グランドホテルで開かれた。
 議案は、@役員の変更、A来年四月からの第三十期会長、副会長の推戴、B原発事故の対応――について承認を得る件と、協議事項として平成二十四年度の事業計画、予算の大綱と本年十月一日からの暴力団排除条例の全国施行に伴う対応について賛同を求める件が上程され、いずれも承認された。
 次期会長には半田孝淳天台座主が、副会長には北河原公敬華厳宗管長、横田南嶺臨済宗円覚寺派管長、萩野映明埼玉県佛教会会長、前田定戒和歌山県仏教会会長、宮林昭彦日韓仏教交流協議会会長の五人が推戴された。
 原発事故に関しては六月二十一日、有田惠宗同会理事長と三村眞城福島県仏教会会長名で「福島第一原子力発電所事故から子どもたちを守る要望書」を菅直人総理(当時)に提出しており、河野太通同会会長が「原子力発電所事故から思うこと」の談話を、有田理事長が「原子力発電所事故について」の談話を発表している。それらを踏まえ、理事会では「原子力発電所によらない生き方を求めて」の宣言文が採択された。
 仏教界からの暴力団の排除については、昭和五十一年の同会決議で、暴力団の威力誇示や資金集めに利用される恐れのある法要、葬儀等の拒否が宣言され、「決議文」が加盟団体に配布されているので、その確認があり、さらに、警察庁の担当者から「義理かけと暴力団排除条例について」と題し説明があった。
 説明によると、暴力団排除条例は社会全体で暴力団を排除することを目的に、全国都道府県で制定されたもの。事業者に対して、暴力団への利益供与や勢力誇示の行為に加担することが禁じられ、契約の際には相手を確認するとともに暴力団を排除する条項を入れることが努力義務として課せられている。全日仏決議の周知とともに地元警察との情報交換により、実効的な対応が求められている。
 福島県の三村会長は、地震・津波と原発事故の被害で、自坊に戻れない僧侶が増えるとともに、檀信徒が全国に離散して連絡が取れず、寺院経営が成り立たなくなっている状況を報告し、避難寺院と地域住民との取次ぎへの協力を要請した。
 十二月十二日から十六日までの十時から十七時まで、お取次特設ダイヤル03(5405)7676(なむなむ)と、FAX03(5405)7677が設置される。同会ホームページからダウンロードした申込用紙に記入し、同会にFAX、同会から避難寺院に転送され、避難寺院から申込者に電話で連絡が入る仕組み。同会では、ホームページや・・・

 

<2面>

  • 教皇、ベナンへ司牧訪問
    「希望」テーマに講話

  • アーミッシュの「暴君」起訴
    対立者の襲撃を指示

 

<3面>

  • やんちゃ和尚の教育論
    浄土宗西居院住職 廣中邦充 
    宗教者よ目を覚ませ!

  • 人・韓日トンネル推進忠清道委員会委員長・前国会議員 金鎮榮さん
    韓日トンネルで両国の新時代を

<4面>

  • 神奈川県神社庁設立65周年
    神職と総代の連携強化を

  • 神社本庁第13回伝統文化セミナー
    神社を地域の防災資源に
    宮城県

 

<5面>

 

  • 講演会「祈りのくにづくり」
    主催・環境意識コミュニケーション研究所
    「惟神の祈り」田中恆清・神社本庁総長
    「進化のための常識―エゴの願いから祈りに―」柳瀬宏秀・環境意識コミュニケーション研究所代表

<6面>

  • シンポ「必要とされる人間とは」
    活性化のカギは寺庭婦人の活用
    日蓮宗
  • 日韓トンネル推進九州大会
    栗会長が記念講演

 

<7面>

  • 伊勢神宮式年遷宮マスコミ懇談会
    「祈りと伝統の結集」学ぶ

  • 小泉純一郎元首相が講演
    人生苦楽ありてこそ味あり
    本山東本願寺

 

<8面>

  • 企画展「雨ニモマケズ」/龍谷大学
    宮沢賢治の死生観を紹介

  • 映画・マイティ・ウクレレ
    誰もが陽気になれる楽しい楽器
クョスコニョ    [1] 
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