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社説
  平成23年11月20日号
   

遷宮記念シンポジウムin東京
出雲は大和王権の守り神
伊勢は朝日、出雲は夕日の聖地


 

 

伊勢神宮と出雲大社の深いかかわりが論じられたシンポジウム=11月13日、東京・千代田区の会場

 

 

 

 十月十八日、東京・港区にあるホテルオークラ東京において、第五十八回全日本仏教婦人連盟大会(大谷貴代子会長)が開かれた。参加したのは各宗派の来賓はじめ会員ら約百五十人。東日本大震災の犠牲者追善供養を現地で行ってきた鷹司誓玉名誉会長は、被災者の人たちのつらい心に触れ、前向きに生きていかれるよう念願しながら、「み教えを共にする私たちは、すべての人々と共にの心で生き抜いていきましょう」と呼び掛けた。

 第一部は開式の辞に続いて法要。同連盟名誉会長の鷹司誓玉大本山善光寺大本願法主を大導師に全日本仏教尼僧法団有志の式衆が、同連盟の物故者と東日本大震災の犠牲者を供養する読経の中、来賓・会員一同が献花し、冥福を祈った。その後、鷹司名誉会長より、次のような御垂示があった。
 「天災は思いがけない時、どのような形で私どもの身に降りかかるかは分かりません。三月十一日に震度6強の地震と四、五階建ての鉄筋のビルをも呑み尽くす大津波が東北に襲い掛かり、しかも福島原発の事故も相次いで起こりました。半年以上も経ちました現在でさえ、なかなか復興のめども立っておらず、被災された方々はどんなにか恐ろしく苦しく、悲しい思いをなされたことかお察しするに余りあります。私も六月半ばに浄土宗の回向として福島県相馬市に出向し、慰霊法要を行いました。三カ寺が集まり檀信徒の方々の追善法要が行われ、亡くなられた方々の俗名、善霊などをお一人お一人読み上げると、あまりの数の多さ、また善霊の若さに胸が詰まりました。通り過ぎる町の景色も真に悲惨で、農業、漁業で栄えていた町が一瞬の天災で痛めつけられ、しかも私には救済する何の力もないことを痛感し、足すくむ思いで、ただただ念仏、合掌するのみでした。大切なご家族、近親者を失われたご遺族は、どれほど時が経っても心の傷が癒えないことと思います。私どもは災害に遭って、人と人との絆、助け合いの精神の大切さを学び、また科学や技術の無力さ、物質文明のはかなさ、物や金銭のむなしさなどを思い知らされました。悲しさ、寂しさの恩愛の情はなかなか忘れ得ないことと思いますが、何とか
・・・

 

以降は新聞をご覧ください

 

 

全真言宗の青年僧侶が宮島に
清盛「千僧供養」を再現
全真言宗青年連盟


厳島神社祓殿で行われた真言宗青年層による千僧供養=11月9日


 

 

 

 全真言宗青年連盟の第三十二回結集宮島大会が十一月八、九の両日広島県で開催され、九日、廿日市市宮島町の厳島神社で「千僧供養」が行われた。千僧供養とは、千人の僧を招いての法要で、中国の南北朝時代から、日本では孝徳天皇以来、盛んに行われたもの。
 この日、全国各地から集まった紫や緑黄などの色衣の青年僧侶約二百人が、雅楽の音に導かれながら同社神職の先導で廻廊を進んだ。一行は、海に面した平舞台に出ると、ハスの花びらの形の散華をまいた。
 祓殿に入った一行は、長岡誠宏同連盟理事長を大導師に、観音経や般若心経などを唱え、東日本大震災や九月の台風災害の被災地の復興や世界平和などを祈った。

 

  

全真言宗青年連盟第32回結集宮島大会の開会式=11月8日、広島市のホテル


長岡理事長は願文の中で、真言宗の宗祖弘法大師と宮島とのゆかりに触れ、神仏共存の日本の伝統的な信仰の復興など奉読した。
 長岡理事長は大会冊子の挨拶で、宮島について、「歴史・伝統・文化・雄大なる自然、さらに神仏と人々とが調和するあらゆる怩「のち揩育む島で、日本伝統文化の象徴・平和共存の象徴」と述べている。
 続いて、舞楽「蘭陵王」の奉納が高舞台で行われ、見守る参拝者たちは平安時代の再現を堪能していた。
 その後、一行は徒歩で真言宗御室派の大本山大聖院に進み、厳島神社の本地仏・十一面観世音菩薩が安置されている観音堂で再度、千僧供養を行い、大会を閉会した。
 真言宗僧侶による千僧供養は、平清盛が一一七七年に平氏一門が宮島に詣で、千僧供養した故事に倣ったもの。厳島神社が鎮座する瀬戸内海の宮島は、古代から神として信仰されてきた。推古天皇の五九三年に土地の豪族、佐伯氏が社殿を創建したのが始まりで、御祭神は天照大神の子神で、海の神である宗像三女神。
 大聖院は弘法大師が八〇六年に宮島の弥山(みせん)を開いたのに始まり、明治の神仏分離令までは厳島神社の別当職として祭祀を司っていた、神仏習合の寺であった。
 一一五一年に安芸守になった清盛は、高野山の大塔を再建した時、弘法大師の化身とされる老僧に厳島神社の造営を勧められたという。日宋貿易に力を注いだ清盛は、厳島神社を平氏の氏神として修築、九州から瀬戸内海一帯の海賊を平定し、航路を整備した。
 大会は八日、広島市のホテルで十八本山御本尊種字掛軸開眼法要に続いて開会式があり、総本山仁和寺門跡で真言宗御室派の南揚道管長らの祝辞で幕を開けた。
 本大会を担当したのは真言宗御室派青年教師会で、鹿野融弘会長は、・・・

 

<2面>

  • 「宗教の自由」を厳しく制限?
    英国研究者がロシアの状況告発

  • 聖職者の性的虐待
    「教会に責任」と判決
    英裁判所

 

<3面>


  • 東日本大震災合同慰霊祭
    被災者の心に寄り添い
    増上寺

  • 遺族の痛み胸に平和誓う
    埼玉県戦没者追悼式が厳粛に
    さいたま市

<4面>

  • 第4回書寫山圓教寺全国短歌大会
    ゆかりの古刹で歌を学ぶ

  • 平成23年度加行所入行会
    「がんばって」の声を背に
    日蓮宗

 

<5面>

 

  • 日本仏教教育学会がシンポ
    仏教と臨床など縁を問う
    大谷大学

  • 東トルキスタン独立記念行事で講演会
    ウイグル人はテロリストでない
    日本ウイグル協会

<6面>


  • 美術・宗教芸術院主催の宗教美術展
    荘厳な仏の世界を表現
クョスコニョ    [1] 
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