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社説
  平成24年6月5日号
 

            平成24年6月5日号1面より    

 

平成24年5月定例評議員会
被災神社の復興を最優先に
式年遷宮準備は順調に推移
神社本庁


 

 

施政方針挨拶をする田中恆清総長(中央)。
演壇左隣は北白川道久統理=5月24日、東京・代々木の神社本庁大講堂

 

 神社本庁(北白川道久統理、田中恆清総長)の最高議決機関である五月定例評議員会(議長=中山高嶺・埼玉県神社庁長、定数百六十八人、出席百五十一人)が五月二十四、二十五の二日間、東京・代々木の本庁大講堂で開催された。本庁当局提出の平成二十四年度一般会計歳入歳出予算案ほか予算に関わる二議案は予算審議特別委員会(委員長、高井良直・石川県神社庁長)に付託され二日間審議ののち委員長が報告、本会議に諮られ原案通り可決された。原子力災害に係る神社支援基金に関する規程案ほか二議案は財務・財政・総務各所管部長説明後本会議に諮られ可決された。本庁−各神社庁・全国八万神社は関係を密にして本会議で可決された諸施策を実施していく。

 五月定例評議員会第一日は神殿拝礼、国歌斉唱、敬神生活の綱領唱和による開式儀礼ののち北白川統理が登壇。「四月二十六日、黒田清子様(今上陛下第一皇女)が臨時神宮祭主にご就任され、五月十四日の神御衣祭(かんみそさい)では祭典を奉仕された」とご就任を祝福、「東日本大震災にあっては復興の道のりは遠い。国挙げての復興支援が求められている。政治情勢は混迷の度を深めている。斯界を取り巻く情勢も厳しい。こんな時こそ先人の叡智に学び神社本庁憲章に基づいたより強い社会を創くるため尽力して欲しい」と挨拶した。
 鷹司尚武神宮大宮司が遷宮募財に対し「国民総奉賛の成果を上げた」と深謝し、長曽我部延昭神道政治連盟会長が「皇室典範改悪を阻止するためにも有村治子議員はなくてはならない」とし、「来年四月の第二十三回参院選に向け有村参院議員を推薦する」と明言した。
◆田中総長施政方針挨拶(要約)
 ○明年の遷宮諸祭に向け万全の態勢が整えられている○東日本大震災被災神社への対応を最優先してきた。震災対策室を中心に次年度も支援策を重点的に講じていく○本庁包括下の不活動神社は約九百社で、当該神社庁に対策を支援していく○自然災害による神社境内の事故が多発し、共済制度の必要性は増しているので、研修会等で加入促進を図る○氏子意識に支えられた神社・祭祀の伝統継承に向け活動していく○「女性宮家」創設の動向を注視し、男系による皇位継承の重みを啓発する○自主憲法制定に向けた動きを活発化させ、領土保全にも取り組む○各国駐日大使館関係者や日本在住外国人記者向けのセミナーを開催し日本文化、神社神道の理解醸成に努める○東京、福岡で来年四月開催される式年遷宮の記念事業の一つ「国宝 大神社展」は最終調整の段階に入った○神職の生涯教育としての研修を充実させる○新年度予算は五十億四千百万円余。前年度比一千三百五十万円余減。
◆神社界の理念、活動を方向づける五議案は議案審査特別委員会(委員長、山田一孝・北海道静内神社宮司)に付託され二日間の慎重審議の結果、
・・・

 

以降は新聞をご覧ください

日蓮宗青年僧結成50周年大会
351人の若い力が一つに
大本山池上本門寺


 

全国から結集した351人の青年僧侶が総出仕した大法要で誓願文を読み上げる伊東政浩会長=5月24日、東京・大田区の池上本門寺大堂

 

 

 

 

 宗祖日蓮聖人の願い「立正平和・立正安国」を目指し活動している全国日蓮宗青年会(第二十九代・伊東政浩会長)は五月二十四、二十五の両日、「全国日蓮宗青年僧結成五十周年記念結集東京大会〜いまこそ〜」を開催した。節目の年に同青年会を作った先人の志を受け継ぎ、次の五十年に向け大きな一歩を踏み出したいとの趣旨で、「いまこそ」は、混迷の時に青年僧侶が社会に向けて「今なにをすべきか」「今こそ立ち上がらなくては」との意味。
 一日目は東京・大田区の大本山池上本門寺(酒井日慈貫首)で「立正平和世界平和祈念行脚」と「全国日蓮宗青年会結成五十周年報恩大法要」が執り行われた。同地は同青年会の結成場所であり、「原点回帰」の思いが込められた大会に。
 境内では、特設ステージと参道で記念イベント「お坊さんフェスティバルin 池上本門寺〜いきいき生きる〜OKAGESAMAの心で」を開催、みのもんたさんの「トークショー」や横浜の舞踏団「舞踊工場」による様々な「よさこい踊り」が披露された。
 二日目は港区のホテルで代表者会議と総会および記念祝賀会。祝賀会では東日本大震災復興支援のチャリティーオークションもあった。
 天候に恵まれた二十四日、本門寺境内には午前中から「手創り市」で様々な手作り品や東北の物産を置いたブースが並んだ。昼過ぎ、本門寺大堂前には全国から結集の三百五十一人の青年僧が記念撮影、特設ステージで伊東会長が「若い僧侶たちから力を得てください」と参詣者に呼びかけた。
 その場で、第二十七代会長・河崎俊宏上人、第二十八代会長・光岡潮慶上人、岩手県・北身延智恩寺・西山文生上人および檀信徒一同から、全国日蓮宗青年会に対して玄題旗が授与され伊東会長が受けとった。玄題旗は日蓮聖人御真筆の曼荼羅を写したもので「青年会のご隆昌を期して」と添えられた。
 玄題旗を先頭に、大堂横から「人々の安穏」と「世界平和」の祈りを込め、「立正平和世界平和祈念行脚」が出発した。行脚は池上駅周辺から門前町など市街地を回り本門寺総門へ、仁王門をくぐり大堂へと戻る。一時間ほど、うちわ太鼓を打つ音と「南無妙法蓮華経」の唱題の声が町に響き、手を合わせる人の姿が多く見られた。
 行脚の一行が境内に戻ると、伊東会長がステージに上がり、参詣者へのお礼と大会の意図を述べた。みのもんたさんはフードコーディネーターの南清貴氏とトークを交わしながら、年金欲しさに親の死亡届を出さない人がいたことや、東日本大震災の瓦礫を他人事のように放置する状況に、人の心、世の中の「様変わり」ぶりを語った。寺の境内で遊んでいた五十年前に比べ、寺と庶民との距離があるのではないか、子供たちを注視し庶民がしっかりする以外にないと訴え「南無妙法蓮華経」を唱えた。
 午後三時から大堂で大法要が、酒井日慈貫主臨席のもと結集した青年僧が総出仕し、伊東会長を導師に営まれた。酒井貫主は祝辞で「これからの宗門を担う青年僧による法要に胸の迫る思い。『いきいき生きる』は法華経の本旨、必ず輝ける・・・

 

<2面>

  • 大統領選挙6月に決選投票
    イスラムか世俗かで対立
    エジプト
  • 日越友好の花祭り大祭
    東京・港区の浄土宗日新窟

 

<3面>

  • 伝統文化セミナー基礎講座
    神仏分離・習合の実態
    神社本庁

  • 奥州一関キリシタン紀行
    もう一つの失われた理想郷
    みちのくに平和世界を求めて

<4面>

  • 東本願寺派本山東本願寺で法統慶讚会
    仏の慈悲善悪二業を超える

  • 千鳥ヶ淵で戦没者拝礼式
    常陸宮同妃両殿下がご拝礼
    厚生労働省

<5面>


  • 世界ウイグル会議第4回総会
    世界人権団体と連携強化を
    日本ウイグル協会

  • 世界ウイグル会議支援のシンポ
    中国の覇権阻止に連携を

<6面>

  • 映画・道〜白磁の人〜
    日韓の壁を超えた男と男の物語
クョスコニョ    [1] 
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