総計: 1447052  今日: 145  昨日: 202       Home Search SiteMap E-Mail
The Religion News
最新号案内
社説
天地
宗教新聞社講演会
お申し込み
宗教新聞に期待します
訂正記事
 平成26年案内 
 平成25年案内 
 平成24年案内 
 平成23年案内 
 平成22年案内 
 平成21年案内 
 平成20年案内 
 平成19年案内 
 平成18年案内 
 平成17年案内 
 平成16年案内 
 バックナンバ
社説
  平成24年4月5日号
   

花まつり子ども大会 大阪市仏教青年会
ありがとう、おかげさま
園児ら500人が釈迦の誕生祝う


 

 

釈迦像に献花する子供たち=4月3日、大阪市天王寺区の会場

 

 

 

 

 大阪市仏教会(白井忠雄会長)と大阪市仏教青年会(立石泰行会長)が主催する「花まつり子ども大会」が「おかげさまとありがとう(感謝)、そしておもいやり(慈悲)」をスローガンに四月三日、大阪市天王寺区のクレオ大阪中央で開かれ、約五百人の園児と保護者らが釈迦の誕生を祝い、式典の後、演劇などで楽しいひとときを過ごした。

 「花まつり子ども大会」は大阪市仏教青年会の最大の年中行事として、昭和二十九年の同会発足当初から開催されている。会場のある天王寺区は大阪市内で最も寺院数の多い地域として知られている。当日、九州方面から風雨が近づく中、近くの幼稚園などから約五百人の園児らが集まった。
 第一部はお釈迦様のお誕生会。最初に「今を生かされている命に感謝する」三十秒の黙祷、園児らは手を合わせ目をとじ、頭を垂れていた。
 続いて、釈迦の誕生物語をスライドで紹介の後、舞台に置かれた釈迦の像に、白井会長らが甘茶を掛けて誕生を祝う式典が行われた。そして、子供たちの代表十七人が登壇し、釈迦像に献花して誕生を祝った。献花が終わると、子供たちは大きな声で、「ありがとうお釈迦様、おかげさまでみんな元気いっぱいです」と喜びの言葉を語った。
 会場全員で三帰依文を唱え、白井会長が挨拶に立ち「今から二千五百年前、インドでお生まれになったお釈迦様が始められたのが仏教で、四つの教えがあります。みんなと仲良くする、悪いことはすぐやめる、良いことは進んでする、すべてのものに感謝する。もうすぐ新学期です。元気でよく遊び、勉強し、お父さん、お母さんの言うことを聞くのがお釈迦様の心にかなうことです」と語りかけた。
 次に、大阪青少年教化協議会が行う第六回ほとけ様の絵コンクールの表彰式があり、青森県から大分県まで百点を超える応募があり十四人が表彰された。全国青少年教化協議会賞を受けた青森県の小学五年生、島田凛々子さんの絵は、三人の人を胸に抱いた仏様の背中から六本の手が出て、掃除機やアイロン、フライパン、ご飯などを持っているもの。被災地での厳しい日常が仏様によって・・・

 

以降は新聞をご覧ください

法然上人800年御忌大会
遺徳、途切れることなく
増上寺


お練行列。中央は佐藤良隆唱導師。後方は
三門=4月2日、東京・芝の大本山増上寺

 

 

 東日本大震災により一年延期となった法然上人八百年御忌大会が浄土宗大本山増上寺(八木季生法主、東京・芝)において四月一日から十一日まで盛大且つ厳粛に執り行われた。一日目となる四月一日は八木法主、宮林昭彦大本山光明寺法主(鎌倉)、鷹司誓玉大本山善光寺大本願法主(長野)の三法主導師による法要が厳修された。
 八木法主は法然上人八百年御忌大会に当たり「本年は法然上人ご遷化から八百一年を迎えた。昨年八百年のご正当を迎え準備万端整えたが東日本大震災が起こり諸般の状況を考慮の上一年延期となった。本年は十人の導師に出座いただき十一日間の御忌法要が勤まる。法然上人没後八百一年を過ぎたが、その間に釈尊仏教に新しい理解を示した宗旨が現れなかったということは、念仏の法門は釈尊仏教の究極の帰結を示すもの。その教えに触れることが出来たことは何よりの喜びである。また八百年御忌に巡り合う機会を与えられたことは千載一遇の宗幸事である」と紙上で語った。
 蓮池光洋増上寺執事長は「六百二十年にわたる増上寺の歴史と伝統が綿々として護持され、今また新たな創造企画によって万民救済の教化力を発揮せんと八百の時空を越えて祖師に対する報恩謝徳の意を顕すものである」と御忌案内冊子に記した。
 境内のしだれ桜が咲き乱れる二日目となる四月二日、唱導師佐藤良隆宮城教区大願寺住職による日中法要が営まれた。先進・木遣・寺侍・随喜寺院・聖歌隊・百味講・稚児・式衆・唱導師・檀信徒総代・寺族と長さ三百メートルに及ぶお練行列は午後一時半、大門を進発。三門をくぐると二番鐘の音と共に三門楼閣から無数の散華が降り注がれ行列を祝福する。吉水講聖歌隊が御詠歌を奉唱するなか唱導師は大殿前で庭儀式。法要の無事円成を祈願した。
 宮林法主、阿川文正大本山善導寺法主(久留米)臨席のもと百人を超す随喜寺院上人・増上寺式衆そして大殿外陣を埋め尽くした大願寺はじめ宮城教区内寺院檀信徒が合掌して迎えるなか佐藤良隆唱導師が入殿。八木法主から払子が佐藤唱導師に授けられ法主名代として七条袈裟着用と唱導師の役が許される。八木法主は十念を参詣者に授け退堂。佐藤唱導師は法然上人尊像の前に立ち焼香・三礼を捧げる。
 次に洒水の作法でお供物と道場を清め百味講中、総代、寺族の手によって茶・菓子などの供え物が宝前に供えられると、法然上人の遺徳を讃え御忌を迎えられた喜びを書き綴った表白が朗々と奉読された。
 引き続き宗務総長(代理)、宮城教区長、総代、檀信徒役員、青年会、寺族らが尊前に進み焼香。焼香が済むと随喜寺院上人によって一枚起請文が唱和された。次に四百六十年前から伝わる念仏行道法要が行われた。締めくくりに唱導師により十念が授けられた。引き続き東日本大震災物故者諸精霊に供養の誠が捧げられ二日の日中法要を閉じた。
 法要に先立ち本山布教師豊嶋瑞俊宮城教区往生寺住職が説教をした。豊嶋上人は法然上人御法語後編第二章、他力往生の一節「凡そ、生死をいづる行、一つに非ずと云えども、まず極楽に、往生せんと願え。彌陀を念ぜよ、云うこと、釈迦一代の教えに、遍く、勧め給えり」を引用しその意味を説いた。
 「生死を繰り返す迷いの世界から離れる修行は一つでない。一つは極楽往生を願うこと。もう一つは阿弥陀を念じることである。これこそ釈迦が生涯をかけて説いた根本である。名号を唱える者は男女、身分、善悪隔てることなく救って下さる。阿弥陀の本願の力を戴き西方浄土に向かい立つこれを他力の往生という。煩悩を身にまとったままでも構わない。ただ念仏を唱えるだけでいい、と法然上人は一生の一大事を示している。法然上人の思いは念仏相続にある。相続とは純粋な心、真の心で念仏を唱え続けること」と念仏唱和の重要性を説いた。
 唱導師を勤めた上人は以下の通り。
 ・・・

<2面>

  • 教皇 メキシコとキューバを訪問
    カストロ議長らと会談

  • ペナンの日蓮宗一念寺が10周年
    記念法要を盛大に厳修
    マレーシア

 

<3面>

  • 花まつり特集
    ルンビニー訪問年のネパール
    平和のシンボル桜の苗木贈る
    名誉大使・矢田部愛媛大副学長

<4面>

  • 東日本大震災追悼法要
    「鎮魂の夕べ」を厳修
    川崎大師

  • 信教の自由シンポで実態報告
    大学当局が露骨な宗教迫害
    国際宗教自由連合

<5面>


  • 財団法人全日本仏教会第4回理事会
    4月1日公益財団法人に移行
    京 都

  • 東日本大震災一周忌特別公開講座
    「立正安国論」から大震災を考える
    立正大学仏教学部

<6面>

  • 映画・ポテチ
    宮城の復興を後押し

 

クョスコニョ    [1] 
 前のテキスト: 平成24年4月20日号
 次のテキスト: 平成24年3月20日号
 特集
 社是
syaze1
syaze2
syaze3
rn1
space
 -宗教新聞社- The Religion News Copyright (C) 2004 All rights reserved.