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  平成24年6月5日号[天地]
   私が住む集落には、昔から「おみき上げ」という行事がある。里山の山すそに三十八軒の家があり、山上に神社が鎮座している。毎年一月、五月、九月の二十四日、東西に分かれた家の代表が、それぞれ午後三時と五時に神社にお参りした後、集会所で下げたお神酒を頂き、軽食を囲みながら二時間ほど懇談する。出席者は男女がほぼ半々。東の集落では簡略化して菓子パン二個が定番だが、西の方は熱心で、今でも簡単なおかずを作っている▼話の大半は病気のことで、先回は腸閉そくを起こして救急車で運ばれ、手術、入院した老婦人が、一部始終を話していた。定年退職の夫と二人暮らしで、夫は家事を全くしない。入院中の夫のことを聞くと、「毎日、見舞いに来るついでにスーパーで弁当を買っていた」と言う。すると五十代の女性が「家事をさせるには放っておくのが一番よ」と気炎を上げる。男たちは笑うしかない▼もう一つの話題はサルやイノシシ、カラスなどの鳥獣害。山に近い畑は作物が食い荒らされ、水田に植えたばかりの苗がカラスに引き抜かれ、熟れた麦がスズメに食べられる。人が山に入らなくなったのが一因だが、自然との共生も楽ではない▼形を変えながらも続いている、神社を中心にした地域の歴史を大事にしたい。
クョスコニョ    [1] 
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