総計: 1453499  今日: 204  昨日: 157       Home Search SiteMap E-Mail
The Religion News
最新号案内
社説
天地
宗教新聞社講演会
お申し込み
宗教新聞に期待します
訂正記事
 平成26年案内 
 平成25年案内 
 平成24年案内 
 平成23年案内 
 平成22年案内 
 平成21年案内 
 平成20年案内 
 平成19年案内 
 平成18年案内 
 平成17年案内 
 平成16年案内 
 バックナンバ
社説
  平成25年3月5日号
   

第117回曹洞宗通常宗議会
両尊大遠忌法会は10年事業で
旧多々良学園裁判一部敗訴、供託金15億円


 

 

教示する福山諦法管長(大本山永平寺貫首)=2月18日、東京・芝の檀信徒会館

 

 

 曹洞宗(福山諦法管長=大本山永平寺貫首、佐々木孝一宗務総長)第百十七回通常宗議会(荒井源空議長、定数七十二人、出席六十九人)が東京・芝の檀信徒会館で、二月十八日から二十二日まで五日間の会期で開催された。平成二十五年度曹洞宗一般会計歳入歳出予算案、曹洞宗規程中一部変更案ほか十六議案、訴訟提起ほか一件の承認を求める件は各部所管部長詳説後、第一予算委(鬼生田俊英委員長)、第二予算委(川村松雄委員長)、第一特別委(田中千春委員長)、第二特別委(石川順之委員長)、決算委(横井真之委員長)、請願委(須川法昭委員長)の各委員会に付託され四日間慎重審議の末、二十二日、各委員長が審議経過と結果を報告、その後採決に入り全員の賛成を得て全議案とも原案通り可決決定された。

 十八日の開会式は福山管長が導師を勤め、拈香法語、般若心経諷誦の後、福山管長は「アルジェリアで日本人を含む外国人多数が殺害されるという痛ましい事件が起きた。自分の利益を重んずる行為で罪のない人の命が奪われた。国内に目を転じると、生命を軽視する傾向があり、地域の絆も希薄化している。四大綱領に則り禅戒一如・修証不二の妙諦を実践する宗門は、宗侶の叡智を結集し、人権抑圧、環境破壊、地域紛争等など平和を阻害する諸問題の解決を目指し曹洞禅を敷衍していかねばならない」と教示した。
◇佐々木宗務総長施政方針演説(概要)
 「大本山總持寺は平成二十七年に二祖峨山韶碩禅師六百五十回大遠忌を、平成三十六年には太祖瑩山紹瑾禅師七百回大遠忌を迎える。瑩山禅師と二祖を一体として崇め『瑩峨御両尊』と尊称していることから『大本山總持寺御両尊大遠忌法会』とする。本法会は平成二十五年度より三十六年度まで十年間にわたり記念行事、文化事業、伽藍の維持修復等の記念事業を推進する。特に道元禅師より瑩山禅師に伝えられた教義敷衍の根本道場である諸堂の多くは老朽化が進み、東日本大震災以降の社会状況に鑑み今ある諸堂を災害に強い建物に生まれ変わらせ、本山はもとより宗門の財産として永く残すことが急務なので諸堂の耐震工事等を行う。今後も東日本大震災のダメージが重くのしかかってくるものと想定される経済状況の中で、全国寺院の負担と諸経費の軽減を考慮しながら勧募活動を平成二十五年四月より開始する。
○平成二十五年度曹洞宗一般会計歳入歳出予算案の総額は、四十九億二千八百五十七万三千円となり、前年度当初予算比、三千九百九十二万四千円の増額予算となった。
○旧多々良学園(山口・防府市、現・高川学園高校)裁判について。原告は萩山口信用金庫など五行。被告は曹洞宗ほか学園理事の一部。一月十六日山口地裁で判決があり、原告らの
・・・・

神道文化学部創設10周年記念シンポ
神道文化の新たな発信へ
國學院大學


 

対談する上田俊成宮司(右)と阪本是丸國學院大學教授

 

 

 大学創立百三十周年と神道文化学部創設十周年を迎えた國學院大學(赤井益久学長)は二月二十三日、学術メディアセンター・常磐松ホールで神道文化学部主催の記念シンポジウムを開催、大学関係者、学部関係者やOB、同学部に在籍する学生らが集った。
 開会で赤井学長は、十年前百二十周年記念事業の一環として計画された様々な事業の中で神道文化学部の創設は目玉であり、それが実現したのは当時の阿部美哉学長の功績が大であるとし、神道精神を高く掲げて人材の育成に努めていきたい、と挨拶した。
 シンポジウム第一部では三人の基調講演があり、「神道文化学部の十年―神道文化の現状と未来―」と題して神道文化学部の石井研士学部長が、「神道文化を伝える」と題して岡田荘司教授が、「世界に向けた神道文化の発信」と題してヘイヴンズ・ノルマン准教授が、それぞれ登壇した。
 石井学部長は神道文化学部創設のいきさつと、学部の構成内容や特徴について全般的に説明。フレックス(昼夜)開講制や課外授業としての「観月祭」や講演会、書道、和歌、田んぼの学校等を進めていることに触れながら、神道精神をもって人格を陶冶し社会に対して有為な人材を育てたいと述べた。
 岡田教授はこの十年間の取り組みの中で、学部主催の「成人加冠式」や「観月祭」は学生が主体となって地道に作り上げてきた結果、年中行事となったこと、平成二十年十月に開館された学術資料館、神道資料施設において、誰でも「見て感じる」ことのできる質の高い神道資料が展示・公開されていること、平成十七年からスタートしたオープンカレッジ「神道を知る講座」は毎回満席となり、一般も学生も熱心に学んでいることなどを挙げ、神道文化学部ならではの日本文化発信の姿を語った。
 ノルマン准教授は、環境問題などにおいて神道の考え方に世界の関心が寄せられ、神道は民族宗教から世界宗教に成長しつつあると述べ、神道情報を正しく発信するために神道英語の教育、また出版物や国際フォーラム・シンポジウムを通して、・・・

 

<2面>

  • ベネディクト16世「名誉教皇」に
    教皇職は空位、4日に最初の枢機卿会議

  • 連載・イスラムの真実12
    穏健派が直面する「不都合な真実」

<3面>

  • 横浜国立大学名誉教授・植物生態学者 宮脇 昭さん
    「鎮守の森」を世界に広めたい
    市民参加でふるさとの森づくり

<4面>

  • 酒井大岳老師が講話
    人生、烏兎匆々
    埼玉県佛教会

  • 第687回浅草寺仏教文化講座
    阪本教授「宇宙への挑戦」

 

<5面>


  • 曹洞宗「禅をきく会」で坐禅と講演
    「瑩山禅師のご生涯」語る

  • 韓国の土で骨壺「天の道」
    湿気を吸収、カビ抑制
    京都市

<6面>

  • 映画・愛、アムール
    尊厳ある「老い」と「死」を
クョスコニョ    [1] 
 前のテキスト: 平成25年3月20日号
 次のテキスト: 平成25年2月20日号
 特集
 社是
syaze1
syaze2
syaze3
rn1
space
 -宗教新聞社- The Religion News Copyright (C) 2004 All rights reserved.