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社説
  平成25年5月5日号
   

神道青年全国協議会第65回定例総会
遷御の年、高まる神宮への関心
南坊城会長、被災地復興支援に全力

 

 

 

 

神社本庁で開かれた神道青年全国協議会第65回定例総会=4月23日

挨拶する南坊城光興会長

 

 

 

 全国神社の青年神職で構成され、地域の伝統文化の継承や青少年の教化育成などの活動を行っている神道青年全国協議会(神青協)の第六十五回定例総会が四月二十三日、東京・渋谷区の神社本庁で開かれた。総会では、平成二十四年度の会務報告、歳入歳出報告などが行われ、いずれも承認された。また、新年度の副会長、理事、特別委員長などの選任、活動方針・事業計画と歳入歳出予算案がいずれも承認された。

 開会式で挨拶に立った大野清徳前会長(北海道・帯広神社宮司)は、東日本大震災の復興支援活動に多くの会員が単位会や地区として参加したことに謝意を表し、そこ心を忘れることなく復興が終わるまで活動を継続したいと述べた。
 二十四年度の活動については、沖縄県本土復帰四十年に際しての慰霊祭、福井県・高知県での中央研修会による会員教育、日本青年会議所会頭との対談による連携などを特に挙げ、硫黄島での慰霊祭が実現できなかったことが残念だと語った。
 その上で、安倍政権の誕生などに見られる社会の動きに遅れることなく、時代の要請に応える神青協の活動を次期・南坊城光興会長(大阪・道明寺天満宮禰宜)に託したいと述べた。
 定例表彰式に移り、最優秀事業賞として新たに山梨県神社史を刊行した山梨県神青協が、優秀事業賞として交通安全祈願祭を行った福島県神青協、竹島領土平安祈願祭・竹島問題研修会を行った中国五県神青協などが表彰された。
 議事に移り、代議員定数百六人のうち百五人が出席で、定数の三分の二以上を満たしていることを確認し議事に入った。議長・副議長の選出、議事録署名人の指名、決議起草委員の選出ののち、上程された議事の選択が承認された。
 最初に、大野前会長が創立六十五周年記念事業実行委員会設置に関する件を説明、具体的な内容は南坊城新会長のもとで定めるとし、同委員会の設置の承認を求め、異議なしで承認された。
 続いて、大野前会長が二十四年度の会務報告、挨拶で触れたことに加えて沖縄・波照間島にある聖寿奉祝の碑の改修、若木塾の開催、曹洞宗青年会との連携による傾聴活動の研修、全日本仏教青年会の福島県での慰霊行事への協力などについて報告した。
 遷宮委員会からは押見昌純・神宮式年遷宮のこころを守り伝へる会委員長が、遷宮啓発のために記念切手の第三弾の発売や啓発用の清涼飲料水自動販売機の設置について報告。また、電子書籍『神主さんが教えたい伊勢神宮』の無料配信が好評で、iBooksの無料電子書籍ダウンロードでは一時、三位に躍進したことを報告した。
 災害対策委員会からは、被災地での植林事業への役員の参加、宮城県・金華山の黄金山神社の復興支援などについての報告があり、以上の報告が承認された。
 続いて、平成二十四年度の一般会計歳入歳出収支計算書、

・・・

天香さん生誕141年「春の集い」
二宮尊徳の子孫の女性が講演
一燈園


 

 

 

挨拶する西田多戈止・一燈園当番=4月20日、京都・山科区の一燈園講演する中桐万里子氏

 

 西田天香の生誕百四十一年を祝う一燈園「春の集い」が四月二十日、京都・山科区の一燈園で開かれた。
 西田多戈止当番は挨拶で、公益法人制度の改正に伴い、一燈園の正式名称が四月一日から「一般財団法人懺悔奉仕光泉林」となったことを報告し、次のように説明した。
 「人は自然にかなった生活をすれば、何も所有せず、働きを金に変えなくても、許され生かされるという心情のもとに無所有、托鉢をしているのが一燈園生活である。ところが、明治三十七年に始まる一燈園は昭和四年に財団法人になった。天香さんによって救われた人が山科の土地を寄付したので、それを預かる組織としてやむを得ず財団法人を作ったからで、今回も法律に合わせるため一般財団法人となった。一燈園には経済も扱う宣光社があり、公益的な活動は光泉林が行う」
 また西田当番は、天香さんが生まれ最初の名誉市民となった滋賀県長浜市に、行願姿の天香さんの銅像が、広く一般からの寄付を募り作られることになり、イスラエルでユダヤとアラブの子供が一緒に学ぶ「ハンド・イン・ハンド」小学校の生徒を日本に招くので協力をお願いしたい、と述べた。
 瀧悌治・光友会当番の挨拶に続いて、親子をつなぐ学びのスペース リレイト代表の中桐万里子氏が「幸せ探しの達人、二宮金次郎」と題して次のように講演した。中桐氏は二宮尊徳の七代目の子孫に当たる。
 私の曽祖父までが二宮家の当主で、中桐家に嫁いだその娘が私の祖母。私は、祖母から二宮家や金次郎の話を繰り返し聞きながら育った。
 出かける時、祖母はいつも飴でバッグを膨らませ、電車やバスに乗って若い人を見つけるとそばに座り、話しかけて、上げていた。相手が笑顔になるのが喜びだったからだ。祖母がは、幸せは奪い合うものではなく、与え合い、高め合うものだと教えてくれた。現実には敵が多いが、敵のような人や環境と共に豊かになる方法を金次郎は教えている。
 幕末、自然災害や異常気象が相次いだが、金次郎は六百以上の村の再建に成功する。農民たちは金次郎と共に立ち上がり、田畑に実りを復活させた。例えば、田植えが終わった初夏のころ、・・・

 

<2面>

  • 「信教の自由」は悲惨な現状
    米国際宗教の自由委員会が年次報告

  • 大阪でIARF国際役員会
    次期世界大会は英国で

<3面>

  • 神道に見る日本人の生き方
    世のため人のため今を最高に
    春木伸哉・幣立神宮宮司に聞く

<4面>

  • 第9回花まつりコンサート
    「自然の力、人のいのち」で共演
    清林寺さんがの会

  • 豊山太鼓「千響」公演
    般若心経に祈りを託して
    豊山派仏教青年会

 

<5面>

  • 靖國神社で春季例大祭
    静謐のなか誠の祈り捧げる

  • 一心泣き相撲 雪ヶ谷場所
    神も微笑む緑児の泣き声
    雪ヶ谷八幡神社

<6面>

  • 美術・「貴婦人と一角獣」展
    国立新美術館企画展示室2E
    中世ヨーロッパ美術の至宝
クョスコニョ    [1] 
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