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社説
  平成25年8月5日号
   

聖徳太子像が富士登山
江戸時代の富士山信仰を再現
八合目で太子奉讃、一座法要
富士吉田市・如来寺

 

 

富士山八合目で聖徳太子像を安置し法要する如来寺の一行=8月3日

 

 

 世界文化遺産に登録され、登山者が例年より増えている夏の富士山。八合目にある山小屋「太子館」横の空き地で八月三日、聖徳太子の騎馬銅像を置いた祭壇の前で、明治初めまで行われていた一座法要が再現された。参列したのは、山梨県富士吉田市の浄土真宗本願寺派如来寺(渡辺英道住職)の檀家や関係者など二十九人。江戸時代の太子像が伝わる同寺では平成二十一年に法要を復活、二十二年は行われず今年で四回目となる。

 三日、午前五時半に同寺本堂に集まった参加者は一緒に朝のお勤め。渡辺住職(63)は「今年は富士山が世界文化遺産に登録されたこともあって、スリランカら友人のソーマシリさんも参加してくれ、

県外からの参加者も多い。子供が四人いるので安全に登山したい」と挨拶。一行の先達は檀家の小野武俊さん(69)で、日本百高山のうち九十七山を登頂しているベテラン。
 マイクロバスで六時に同寺を出発した一行は、富士山五合目で降りて準備体操、七時に富士吉田口から登り始めた。銅像は、聖徳太子と黒駒、

手綱を引く調子麿(ちょうしまろ)、瑞雲を浮かべた台座をパーツごとに箱に収め、それぞれ若者が背負子で担ぐ。最年少の三歳の男児も時折祖父に背負われながら、元気に歩いて登った。
 天候は曇り時々晴れで、霧に覆われたり、青空が見えたりの気象。五合目では二十℃ほどの気温が七合目では約十七℃で、日が差さないと肌寒いくらい。一行はゆっくりした歩調で、時折休憩を取りながら、落伍者が出ないように登った。登るにつれて緑に覆われた山肌が、少しずつ赤茶けた土砂に変わり、ところどころ急峻な岩場が一行を苦しめる。
 一行は十一時に八合目にたどり着き、太子館近くの空き地にしつらえた祭壇に太子像を安置、花を供えた。赤茶けた山肌で、眼下には雲海が広がる。渡辺住職の先導により全員で聖徳太子をたたえる経典「太子奉讃」を
・・・

全国神社保育団体連合会が夏期研修
掛け替えのないYou的関係を


「子どもを見る目、保育を見る目」で講演する岸井慶子・秋草学園短期大学地域保育学科教授=7月22日、神奈川・箱根の湯本富士屋ホテル

 

 

 全国神社保育団体連合会関東地区夏期研修会(主管、東京都神社保育連合会)が七月二十二、二十三の両日、神奈川箱根・湯本富士屋ホテルで、都内・神奈川県内の十五幼稚園・保育園から園長、教諭、保育士百人が参加して開催された。同連合会に加盟する幼稚園・保育園は全国に百九十七園を数え、園児数は二万五千人を超える。
 二十二日の第一日は神宮遥拝・国歌斉唱・神社保育日々の誓い唱和の後、川合玄紘・同連合会会長(東京大田・浅間幼稚園園長)が「本連合会は昭和二十七年五月発足した。以来六十二年、地域社会との連携を深めながら神話・伝統的年中行事など日本人の伝統に根ざした教育を展開してきた。青少年の心の荒廃はもとより乳幼児への虐待事件が多発し幼児教育を取り巻く環境は劣悪化している。三つ子の魂と言われ、幼児期の身心健全育成は人格形成の基礎となる。我が国の将来を託す幼児が良好な環境で日本の伝統・文化を自然に接しながら豊かな情操や道徳心などを身に付けるよう、人材育成に努力するのは私どもが担う使命の一つだ」と挨拶した。
 主管者を代表して篠直嗣・緑ケ丘幼稚園園長(東京・板橋)は「様々な時代背景のあるなかで絶対変えてはならないものがある」と正しい日本語教育の必要性を訴えた。
 研修㈵=保育者の養成と幼稚園教師を四十年間続けてきた経験を踏まえ岸井慶子・秋草学園短期大学地域保育学科教授が「子供の見る目、保育を見る目」との演題で講演。以下は講演要旨。
 「園児一人ひとりは歴史を背景に個人名をもった子であることを確認すること。教師にとって掛け替えのない個人であると同時に、園児から見て掛け替えのない教師にならなければならない。この関係を私はYou的関係と名付けた。その子の一日を記録できる教師になるより、その子の心を感じられる教師になること。教育のプロであるなら個々の今を冷静にとらえること。印象や思い込み、つもりでないだろうか、自問することを忘れてはならない。ある女の子が他にもプランターが・・・

 

<2面>

  • 教皇がブラジル訪問
    「世界青年の日」大会でミサ

  • ラマダーン月のトルコ料理
    水谷周氏が信仰について講話
    東京ジャーミイ

<3面>

  • 大妻女子大学教授 上垣外憲一さんに聞く
    富士山に見る日本人の信仰と文化
    修験道から庶民参加の富士講へ

  • 川崎山王まつり
    神人共食の宮座式を斎行              
    稲毛神社


<4面>

  • 在家仏教こころの会「夏のつどい」
    この“自分”を生きる喜び

  • 明治天皇の京都南部行幸
    全国要地巡幸の皮切り

 

<5面>

  • 日本仏教保育協会が夏期講習
    合掌は最敬礼の姿

  • 太子堂・八幡神社で神道塾
    畑中宮司「神道の葬儀」語る

<6面>

  • ビルマご遺骨帰國運動
    旧日本兵の遺骨情報を報告
    ミャンマー

  • 人/前田工業(株)・出雲大神宮崇敬会会長 前田逸郎さん
    観光で亀岡を住みたいまちに
クョスコニョ    [1] 
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