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社説
  平成25年9月5日号
   

平和への誓い新たに
全国戦没者追悼式で陛下が御言葉
68回目「終戦の日」全国で冥福祈る

 

 

全国戦没者追悼式で黙祷を捧げられる天皇・皇后両陛下=15日正午、東京・千代田区の日本武道館

 

 六十八回目の終戦記念日を迎えた八月十五日、政府主催の全国戦没者追悼式が天皇・皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、東京・千代田区の日本武道館で行われた。安倍晋三首相や政府関係者、戦没者遺族などおよそ六千人が参列し、戦争の犠牲となった約三百十万人の冥福を祈るとともに平和への誓いを新たにした。

 午前十一時五十一分、開式とともに全員が起立するなか、田村憲久厚生労働大臣の先導で両陛下がご臨場、席に着かれたのち参列者全員で国歌を斉唱した。主催者を代表し安倍晋三首相は「貴い命をささげられた、あなたがたの犠牲の上に、いま私たちが享受する平和と繁栄があります」と述べ、「歴史に謙虚に向き合い、教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた国の未来を切り開いていきます。世界の恒久平和に、あたう限り貢献し、万人が心豊かに暮らせる世を実現するよう、全力を尽くしてまいります」との決意を表した。
 両陛下が式壇中央に進まれ、正午の時報と共に全員で一分間の黙祷を捧げた。陛下は「さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにします。終戦以来、既に六十八年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。ここに歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と御言葉を述べられた。
 こののち伊吹文明・衆議院議長、山崎正昭・参議院議長、竹崎博允・最高裁判所長官、遺族を代表して東京都練馬区の遠矢みち子さん(92)が追悼の辞を述べた。
 伊吹衆議院議長は「望郷の念を抱きながら戦場にたおれ、いまだ祖国に戻ることのできない御遺骨を、一刻も早く日本に戻れるようにすることは国の責務」と述べた。また「国会議員は日本国の主権を維持し、世界平和のうちに、祖国・国民の暮らしを守っていくことに全力を挙げてとりくまなければならない」と強調した。
 遺族代表の遠矢さんは「政府が八月十五日を戦没者を追悼し平和を祈念する日≠ニ定めたことは誠に意義深い」とした上で、「戦争は実に残酷なものであり、私たちが身を持って体験した悲しみや苦しみはだれにも味わわせたくありません。悲惨な戦争の教訓をしっかりと胸に刻み、全ての人々が平和で
・・・

全国氏子青年協議会第51回定期大会
伊勢につなぐ常若のこころ


鷹野尚志全国氏子青年協議会会長から表彰を受けた優秀氏青の代表たち=8月10日、三重県伊勢市の皇學館大學

 

 

 神社を中心に集まる青年組織、全国氏子青年協議会(氏青)の創立五十周年記念大会第五十一回定期大会三重大会が八月十日、三重県伊勢市の皇學館大學記念講堂で開催され、全国から約千人の氏子青年が参加した。テーマは「つなげよう 常若のこころ 伊勢の地で」、スローガンは「また会えるね、心のふるさと神宮で…」。
 最初に、三重大会実行委員会の福井良典実行委員長が開式の辞を述べ、神宮遥拝、国歌斉唱、教育勅語奉読、氏青綱領唱和に続き氏青物故者への黙祷が行われた。
 挨拶に立った鷹野尚志氏青会長(京都府・石清水八幡宮青年会)は、第六十二回神宮式年遷宮の遷御の儀を間近に控えた伊勢の地で第五十一回定期大会を開催できたことを感謝し、次のように語った。
 「昭和三十八年に設立された氏青は今年、五十周年の慶賀の年を迎え、本会の歴史を刻んできた諸先輩に感謝の意を表するとともに、神社本庁はじめ関係者に厚く御礼申し上げる。本大会では諸先輩のたゆまぬ努力に思いを致し、心豊かで温かな地域社会の実現に向けて大同団結を図りたい。困難な社会状況に屈することなく、正しいわが国の姿を守り伝えるとともに、地域に根差した活動の輪を広げ、青少年の健全育成と、長い歴史の中ではぐくまれてきた日本人の精神を次代に継承するという、氏青の重大な使命を再確認したい。本年十二月には神宮新穀献米事業を実施し、来年三月には創立五十周年記念式典、四月には全国鎮守の森子ども相撲大会を予定している。また、東日本大震災をきっかけに自然災害発生時における支援体制の整備について大綱を決定した」
 来賓祝辞に移り、鷹司尚武神宮大宮司に続いて、田中恆清神社本庁総長は次のように挨拶した。
 「戦後の混乱の中、神社本庁の設立に次いで、若手の神職と氏子により神道青年全国協議会が設立された。その後、氏青として昭和三十八年に独立し、五十周年を迎えた。節目の年が神宮式年遷宮と合致したのもご神縁であろう。神社本庁では式年遷宮の記念事業として国宝大神社展を今春、東京国立博物館で開催し、約二十万人が来場した。本展開催の背景には、昭和天皇の大御心で昭和二十四年から二十八年に延期された第五十九回式年遷宮の際、神社人の奉賛の心、また全国の神社と神宮とのつながりを示すため、三越百貨店で神宝展が一週間開催され、約八万人が来場したことがある。国宝大神社展は来春、九州国立博物館で開催されるので、神社界が力を合わせ成功させたい」
 続いて、地元の三重県神社庁の石上紀男(としお)庁長(津八幡宮宮司)と鈴木英敬三重県知事が歓迎の挨拶をした。鈴木知事は三重県における道徳教育について、文部科学省が発行している『心のノート』に加えて、三重県の偉人について記述した三重県版を発行して小中高校生に配布し、三重県各地の伝統行事や歴史をまとめた冊子『三重の郷土』では、神宮について書いたポケットサイズの・・・

 

<2面>

  • コプト教徒「消滅」の危機か
    ムスリム同胞団の教会襲撃続く
    エジプト

  • 政府軍が化学兵器使用か
    イスラム教宗派戦争の様相も
    シリア

<3面>

  • 3めん
    伊勢神宮でお白石持行事
    神領民23万人が奉献

  • 「八重の桜」の会津を歩く
    会津戦争と新島八重
    籠城戦で大砲隊を指揮

<4面>

  • 強い力士こそ一日一番
    銅谷キャスター大相撲を語る
    浅草寺仏教講座

  • 第55回千鳥ヶ淵戦没者追善法要
    113万人未だ帰還ならず
    日蓮宗

 

<5面>

  • 第27回戦没者追悼中央国民集会
    強い国家建設を英霊に誓う
    靖國神社社頭

  • 川崎大師第46回夏期講座
    仏教を下で支えた女性

<6面>

  • 人・長應院住職 谷口昌良さん
    境内に瞑想ギャラリー「空蓮房」
クョスコニョ    [1] 
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