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社説
  平成25年12月5日号
   

神宮式年遷宮記念全国神社関係者大会
式年遷宮の喜びを共に
池田厚子・神宮祭主が御言葉

 

 

神第62回神宮式年遷宮記念全国神社関係者大会の記念式典=11月25日、三重県伊勢市の会場

 

 第六十二回神宮式年遷宮のクライマックスである内宮、外宮の遷御の儀が十月に終了したのを記念し十一月二十五日、三重県伊勢市にある三重県営サンアリーナで、全国神社関係者大会が神社本庁の主催、神宮司庁・伊勢神宮式年遷宮奉賛会の後援で開かれ、全国から約千三百人の神社関係者が集まった。

 第一部記念式典では、開式の辞、国歌斉唱、敬神生活の綱領唱和に続いて、北白川道久・神社本庁統理が式辞で「社会の変化が激しく、人々の価値観も多様化している中、神宮をはじめ全国の神社関係者が心を一つに遷宮の啓発に心を砕き、多くの国民より奉賛の真心が示されたことは、敬神崇祖の伝統が息づいている証左であろう。式年遷宮を機に、神社神道の興隆に向け一層尽力され、御神徳の宣揚に努められるよう願う」と述べた(代読・田中恆清総長)。
 続いて、池田厚子・神宮祭主が「式年遷宮の喜びを共に分かち合い、わが国の麗し国ぶりの末永く受け継がれることを願います」と御言葉を述べられた。
 来賓祝辞に移り、鷹司尚武・神宮大宮司、岡村正・財団法人伊勢神宮式年遷宮奉賛会会長(全国神社総代会会長)、鈴木英敬三重県知事、鈴木健一伊勢市長がそれぞれ祝辞を述べた。
 続いて、「向後は国民総参宮運動を力強く推進し、神宮大麻の奉斎を通して、敬神崇祖の伝統が各家々に息づき、次世代へと確実に継承されるやう心を一つに奉仕し、もつて大御代の弥栄と世界の安寧に寄与せんことを誓ふ」とする大会宣言が採択され、田中総長の先導により聖寿萬歳を三唱し閉式した。
 第二部清興では、式年遷宮奉祝舞「御裳裾川」「神路山」(作曲・久邇邦昭神社本庁顧問、作舞・豊英秋・元宮内庁式部職楽部首席楽長)が、雅楽・十二音会、舞人・國學院大學神道文化学部の学生などにより初披露された。
 第三部は、銭谷眞美・東京国立博物館館長が「国宝・大神社展と文化の継承」と題して次のように記念講演した。
 「今年、東京国立博物館で『国宝 大神社展』を開催した。御神像が四十点展示されたのは初めてであろう。古神宝は各時代の最高の技術を駆使して作られたもので、人々の厚い信仰が窺えた。典型的な和様が見られ、平安時代前期の中国風から国風化した様子や、御祭神への思いがよく理解できたと好評だった。神社建築にも日本人の美意識が表れ、雅楽、神楽など様々な芸能も神社から発生し、今日に伝わっている。
 八幡信仰、伊勢信仰、天神信仰、稲荷信仰、熊野信仰など神仏が習合しながら、国民の広い層に浸透していった。初詣や神前結婚式など近代に始まった文化現象も多い。
 日本の伝統文化を子供たちに伝えることが非常に重要で、平成十八年、第一次安倍内閣で教育基本法が改正され、
・・・

第51回禅を聞く講演会
おおいなるかな心や
臨済会



音楽説法グループ「カッサパ」。中央は熱唱する片山秀光・気仙沼地福寺住職=11月18日、東京・有楽町のよみうりホール


 臨済会(細川景一会長)主催、臨済宗東京教区後援の第五十一回禅をきく講演会が十一月十八日、東京・有楽町のよみうりホールで開催された。平成二十六年は臨済禅の開祖、建仁寺を開山した栄西禅師八百年遠諱に正当する。同年三月二十五日から五月十八日までの会期で上野・東京国立博物館において「開山・栄西禅師八百年遠忌特別展『栄西と建仁寺』」が開催される。俵屋宗達の国宝『風神雷神図』などが展示される。
 第一部は宮城県気仙沼市の片山秀光・臨済宗妙心寺派地福寺住職率いる音楽説法グループ「カッサパ」の公演。第二部は京都・臨済宗建仁寺派大本山建仁寺管長、小堀泰巖老師が講演。参加した五百人は自分自身の仏心を見つめるひとときとなった。
 「カッサパ」(三迦葉、さんかしょう)とは釈迦の弟子となった三人の迦葉(カッサパ)兄弟を指す。片山和尚が唱と語り部を担当し、実弟・国際派ジャズドラマー・バイソン片山氏、津軽三味線の宮塚孝氏ほか二人によって平成二十二年に結成された。地福寺の落慶間もない本堂、庫裏、花園会館が東日本大震災で被災する。地域には千百五十六人住んでいたが百七十七人の命が失われる。九死に一生を得た片山和尚は一時、挫けたが、被災した人々を慈しみ、一日も早い復興をとの思いを発信するため、実弟と片山和尚ゆかりのミュージッシャンと活動を再開した。
 当日の演目は『めげない・にげない・くじけない—大震災・節語り体験法話—』。『東日本大震災哀歌』ではドラム、津軽三味線、エレクトローン、キーボード音楽をバックに「これはこの世の物語 あの三月十一日 激しく大地揺れ動く…飲まれた命は百七十人 流された家屋は千五百 愛しき妻よ子や孫よ…愛別離苦の大津波。遺体の前で取りすがり 嘆き悲しむその前で 勤めることはひたすらに 只ひたすらに祈ること…わが苦しみとして思いやる その心こそ仏と 寸分違わぬ心なり」
 祈りこそ究極の魂の声と熱唱すると、会場からすすり泣く声が。『延命十句観音経』『般若心経』を唄い語ったあと「被災地を忘れないで欲しい。私たちも頑張る」と訴えると会場から大きな・・・

 

<2面>

  • キリスト教徒は国に留まれ
    ギリシャ正教神父が呼びかけ
    シリア

  • バチカンで「信仰年」の閉幕ミサ
    教皇が使徒的勧告「喜びの福音」

<3面>

  • 太宰府天満宮と太宰府のまちづくり
    地域と共に発展、未来へのアートを

<4面>

  • 地球に恩返し、大分で植樹祭
    由布市に「神農さんの森」

<5面>

  • 世界連邦平和促進全国宗教者・信仰者東京大会
    自然災害から受け継ぐもの

  • 第35回埼玉県佛教徒大会
    「心  豊かに生きる」

<6面>

  • ダライ・ラマ法王が来日
    若手宗教者らと対話集会
    増上寺

  • 元興寺で秋の園遊会
    万葉トークライブ
    奈良県有名専門店会「奈良会」

<7面>

  • 真宗高田派関東別院で報恩講
    念仏は自然に従う教え

  • 遷宮奉祝、神奈川県神社関係者大会
    県奉賛会、奉祝のなか解散

<8面>

  • 映画/利休にたずねよ
    秘められた利休の恋とは
クョスコニョ    [1] 
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