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  平成25年4月20日号[天地]
   昨年の四月下旬、桜が満開の鶴ケ城(会津若松城)を訪ねた。桜越しに見る白壁と赤瓦の城は、青空を背景に息を呑むほど美しい。土手に上ると、桜の雲海に天守閣が浮かんでいるかのようだった▼場内の一角に荒城の月碑がある。「荒城の月」が鶴ケ城と青葉城をモチーフに作詞されたことが昭和二十一年、土井晩翠を招いた音楽祭で分かったことから建立され、晩翠直筆の歌詞が刻まれている▼白虎隊の墓がある飯盛山に向かって自転車を走らせていると、城跡の土手に桜の並木があった。昔の鶴ケ城はもっと広かったのである。土手の両脇に桜の古木がそびえ、まさに桜のトンネル。中に入ると異次元の世界にスリップしたように感じる▼「白虎隊十九士の墓」には、花を供え線香を焚いて手を合わせる人が列を成している。白虎隊自刃の地に桜が満開の花を咲かせていたのは、まるで少年たちを慰めるかのようだった。ふもとにある六角三層の会津さざえ堂も、桜に彩られていた▼そこから会津藩の薬草園「御薬園」に向けて走っていると、寺にある大きな枝垂桜が目に留まった。山門を潜ると山本家墓所の看板があり、大河ドラマ「八重の桜」の八重の父、会津藩砲術師範・山本権八らが眠っている。旅先では偶然の出会いが楽しい。
クョスコニョ    [1] 
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