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  平成25年5月5日号[天地]
   五月四日の午後、奈良県明日香村にある万葉文化館に用事があったので、その前に、かねてから登りたいと思っていた二上山を目指した。大阪・阿倍野橋から近鉄南大阪線に乗り二上山で下車、登山姿の女性が数組いる。看板では雄岳山頂まで一時間二十分▼十分ほど歩くと、周りはうっそうとした杉林。きちんと手入れされている。きつい坂道になると息が切れるが、道は整備されていた。山頂近くなると杉は消え、クヌギやコナラになる▼右手に石垣が見えたところが大津皇子の二上山墓。宮内庁が管理している。大津皇子は父が天武天皇、母が天智天皇皇女の大田皇女。文武両道の才人だったが、天武天皇が崩御してから一カ月もしないうちに、親友だった川島皇子に謀反の企てありと密告されて捕えられ、翌日、二十四歳で処刑された。わが子・草壁皇子を皇位に就けようとした天武天皇の皇后、後の持統天皇が黒幕ともされるが、草壁皇子もその前に薨去してしまう▼大和から二上山は西方に当たる。山頂に沈む夕日を見ながら、大和の人たちは、そこに眠る大津皇子のことを思ったのだろう▼雄岳から雌岳へ歩くと、たくさんの登山客で賑わっていた。少し休んでから、浄土信仰の當麻寺を目指して下山。若葉が目に染みた。
クョスコニョ    [1] 
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