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社説
  平成26年6月5日号
 

平成26年5月定例評議員会
国際交流活動を積極的推進
神宮参拝者千四百万人超す
神社本庁



挨拶する鷹司尚武神宮大宮司=5月22日、東京・代々木の神社本庁大講堂

 

 神社本庁(北白川道久統理、田中恆清総長)平成二十六年五月定例評議員会(中山高嶺議長、定数百六十八人、出席百四十九人)が五月二十二日、二十三日の会期で東京・代々木の神社本庁大講堂で開催された。昨年比七千二百八十万円減の次年度予算四十九億八千七百万円を盛り込んだ平成二十六年度一般会計歳入歳出予算案、一般会計資金年度内繰り返しの件、負担金賦課徴収規定の一部を変更する規定案、災害等対策基金に関する規定の一部を変更する規定案は総長大綱説明を経て総務・財務各部長詳説ののち予算審議特別委員会(牧野武彦委員長、四十九人選任四十八人出席)に付託された。慎重審議の結果、二十三日、委員長報告後、採決に入り、原案通り可決された。議案審査特別委員会(奥澤公慶委員長、十九人)に付託された八議案(後掲)は委員長報告通り全会一致で可決された。                                             


 評議員会の第一日は神殿拝礼、国歌斉唱、敬神生活の綱領唱和で始まる。
 開式儀礼に次いで北白川道久統理が挨拶。北白川統理は天皇皇后両陛下の伊勢神宮ご参拝について「去る三月二十六日、遷御の儀が行われて初めて剣璽御動座のもと皇大神宮、豊受大神宮をご参拝遊ばされた。神社関係者にとってこの上ない喜びだ」と両陛下のご参拝を喜んだ。更に「昨年一年間の神宮参拝者は千四百万人を越えた。式年遷宮募財活動は本年三月で終了し、目標を大きく超える成果をあげることができた。この成果は神社関係者はもとより国民の神宮へ寄せる真心を一つにまとめ本宗奉賛の実践に務めたことによるもの。東京、九州で開催された『国宝大神社展』入場者は二十八万人を越え、将来の式年遷宮を支える精神基盤につながることを期待する」と挨拶した。
 来賓の鷹司尚武神宮大宮司は祭儀斎行を第一に、神宮大麻頒布、伝統の尊重、道義の高揚、地域社会の発展に尽瘁していることに謝辞したのち「内宮・外宮の遷御に続き十月十日に荒祭宮、十月十三日には多賀宮の遷宮を奉仕した。両陛下が行幸啓遊ばれ新宮に御拝されたことは感激の極み。遷御を経た新宮は光を放ち社頭は喜びで満ちている。本年に入り月讀宮以下別宮において立柱祭、上棟祭、檐(のち)付祭と遷宮諸祭が始まった。来年三月にかけて続く十二の別宮の遷宮が控えている」と語った。
 長曽我部延昭神道政治連盟会長は安倍晋三首相の靖國神社参拝を「朗報だった」と評価した上で韓国・中国の反発について「韓国は日韓基本条約によって処理済みの過去を持ちだし、自国の失政を他国に責任転嫁している」と
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春期特別展「法然上人の御影」
佛教大学宗教文化ミュージアム


「法然上人行状絵図」に描かれた法然上人

 

 京都市右京区嵯峨の佛教大学宗教文化ミュージアムで春期特別展「法然上人の御影—お姿とものがたり—」が行われており、浄土宗関係者、同大学の学生、一般市民らが訪れている。
 浄土宗を創始した法然上人(一一三三〜一二一二)は、その他の開祖たちと比べても、御影と呼ばれる肖像作品の種類が群を抜いて多い。それらは、大らかで温かみのある人柄を偲ばせるエピソードなどとともに伝承され、同上人への崇敬を高める役割も果たした。
 開催に当たり、同ミュージアムの小野田俊蔵館長は「強い求道心の道元や空海、理性的な最澄、民衆に寄り添った親鸞や日蓮、それぞれの祖師像にはその宗派の特徴や宗旨が自ずと表れている。親鸞聖人が『この人にもし万が一騙されているのだとしても、それでもいい』とまで語らしめた法然上人の父性的な魅力が、御影というイコンを通して我々に語りかけてくる」とコメント。
 常設展示場の奥の特別室には、生前に描かれたとされるものを初め、入滅後の作品、珍しい厨子に納まった塑像などが荘厳な雰囲気の中に並び、上人の広範な影響力とその時代の信仰の形を静かに語りかけている。
 有名な「法然上人行状絵図」(全四十八巻、知恩院蔵)の一部も復刻版で展示。例えば、「頭光踏蓮の御影」は、関白九条兼実が見た奇瑞を表わしたもので、九条邸の中の橋を渡る際の上人の姿が神々しい。
 「宝瓶(ほうびょう)の御影」は、勢至菩薩の図像的象徴である宝瓶が上人の頭に乗っている。上人が勢至菩薩の化身であることを示しており、「このような認識は、種々の法然伝にも見られ、生前から意識されていただろうことがうかがえる」と説明書きにある。
 承元四年(一二一〇)の『往生要集』も並ぶ。延暦寺の僧、恵心僧都源信が極楽往生について触れる経典の要点をまとめた書物だが、上人も隠遁先である黒谷青龍寺の叡空のもとで同書について学び、往生観を育んでいったと考えられている。
 また、「浄土二祖対面図」は、中国浄土教を大成させた唐の善導大師(六一三〜六八一)と上人が向かい合っている場面を
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<2面>

  • 教 皇
    聖地巡礼終えてバチカンへ
    イスラム教関係者とも会見

  • イスラエル独立66周年記念の夕べ
    一人芝居「決断 命のビザ」上演

<3面>

  • 第53回超宗教フォーラム
    文明間の連帯を求めて
    中東平和イニシアチブと宗教者の役割
    平和政策研究所主任研究員 山崎 喜博

<4面>

  • 伊勢山皇大神宮創建 年記念事業
    平成32年5月に記念奉祝祭

  • 千鳥ヶ淵で戦没者拝礼式
    秋篠宮眞子内親王殿下ご臨席
    厚生労働省


<5面>

  • 10年毎の大開帳奉修
    31日間で200万人が参詣
    川崎大師

  • 伝統文化セミナー基礎講座
    「年中行事の由来と意義」
    神社本庁

<6面>

  • 映画・ノア 約束の舟
    大洪水に立ち向かう家族の物語
クョスコニョ    [1] 
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