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社説
  平成26年6月20日号
 

第44回一隅を照らす運動東京大会
比叡山『挑心燈』を新発信
他者を思い遣る燈掲げよ
天台宗東京教区



挨拶する横山照泰一隅を照らす運動総本部長。武覚超比叡山延暦寺執行(右隣)、杜多徳雄東京教区宗務所長(右端)=6月11日、東京・浅草公会堂

 

 天台宗東京教区(杜多徳雄東京教区宗務所長・一隅を照らす運動東京本部長)主催、第四十四回一隅を照らす運動東京大会が六月十一日、東京・台東区の浅草公会堂で、檀信徒、寺院関係者千百人が参加して開催された。伝教大師最澄上人の教えを深く心に刻む時間となった。第一部は法要、第二部は上田紀行氏が『よき種をまく仏教』で講演をした。天台宗(半田孝淳総本山延暦寺座主、滋賀・大津市)では平成二十四年から三十四年までを「天台宗祖師先徳鑽仰大法会」の期間としている。

 叡山講福聚教会東京地方本部の「和讃詠唱」で開会し、緞帳が上がると舞台中央に伝教大師、その右隣りに天台三代座主慈覚大師円人上人の肖像画が奉掲されその姿を拝する。燈明が灯され茶などが供えられると天台雅楽会による雅楽が奏でられ、天台聲明音律研究会の聲明が会場を清めていく。
 会場に照明がつくと会場通路奥から導師、式衆が散華しながら舞台へ進む。導師は神田秀順輪王寺門跡・寛永寺住職。式衆から放たれた幾つもの散華がライトに照らされ煌めき舞う。導師は上壇し中央の二上人に拝礼。先三禮で法要が始まる。懺悔文、三歸三竟、四弘誓願、開經偈と進み般若心經一巻を読誦、次に大恩教主釋迦牟尼如来、高祖天台智者大師、宗祖根本傳教大師の寶號を唱和。観經文に続き念佛唱和、總回向読誦をもって法要を滞りなく厳修した。
 神田門跡は「私たちは朝・昼・晩と一日三回挨拶をする。『お早うございます』とは『お早く起きて健康でよろしいですね』というのが本来の意味。この挨拶には相手への気遣い、思い遣り、祝福が表わされている。『天台宗祖師先徳鑽仰大法会』のサブテーマは『山川草木みなほとけ』。山、草にも仏が宿っている。人は独りで生きられない。自分も大切だが同時に他の人も大切に思わなければならない。人は毎日、挨拶を交わし互いに仏という生命を拝み合う。そこに仏の生命の輝きを見つけ、共に生きていることへの幸せを感じて喜ぶことができれば、私たちの心はより豊かに安らかになる」と話した。
 杜多宗務所長が四十四回重ねられて開催されたことへの謝辞をしたのち、来賓の武覚超比叡山延暦寺執行が「一隅を照らす運動は最澄上人の教えを戴して温かい家庭、明るい住みよい社会を実現していくことである。根本中堂の本尊・薬師如来宝前に『不滅の法燈』が燈っている。最澄上人は『明らけく 後の仏の御世までも 光りつたへよ 法のともしび』と詠んだ。今年『心に法の燈を掲げよ』と
・・・

 

日枝神社山王祭・神幸祭
王朝絵巻都心によみがえる

 

    

      オフィス街を巡幸する神威輝く御鳳輦=6月13日


 


皇居前広場を巡幸する舞姫ら=6月13日

 

 京都八坂神社の祇園祭、大阪天満宮の天神祭と並ぶ日本三大祭に数えられ、また神田明神の神田祭、富岡八幡宮の深川八幡祭と並ぶ江戸三大祭の一つに数えられる日枝神社(宮西惟道宮司、東京・赤坂)山王祭が六月七日から十七日まで斎行された。六月十三日は神幸祭が斎行された。徳川時代から営々と続く王朝装束に威厳を正した総代役員、氏子青年奉仕団合わせ五百人、長さ三百メートルに及ぶ祭礼行列が都心によみがえった。皇居坂下門における駐輦祭とそれに続く宮西宮司による神符の献上と参賀は六月八日、桂宮宜仁親王殿下が薨去されたので同殿下に哀悼の意を表し中止となった。
 氏子各町を巡幸する神幸祭巡幸路は以下の順で進む。午前七時四十五分、日枝神社において御発輦の儀で祭礼行列はスタートする。日枝神社から四谷駅、市ヶ谷駅を経て十時十分靖國神社南門に至る。靖國神社を左に拝して十一時十五分、元山王である国立劇場を経て十二時皇居外苑を通り坂下門着。駐輦祭が中止となったため行列は止まることなく動く。皇居を左手に見て右折、東京駅に向う。丸の内オフィス街を通り銀座、八丁堀を経て摂社・日本橋日枝神社に到着したのは午後一時十分。そこで日本橋御旅所祭斎行。再び行列は動き帰路に就く。
 銀座中央通りを経て銀座四丁目交差点には午後三時十五分通過。新橋駅に向かい帝国ホテル、日比谷公園、国会議事堂、首相官邸と都心中枢部に進み午後五時、日枝神社に御還御した。神幸祭は十時間にわたった。
 五百人、三百メートルの祭礼行列は四つの梯団からなる。斎主の宮司は第三梯団に加わる。乗馬する禰宜、
・・・

 

  • 教皇「ぜひ日本を訪れたい」
    安倍首相が来年の訪日招請
    バチカン

  • 宗派闘争の激化が懸念
    シーア派信徒に徹底抗戦呼び掛け
    イラク

<3面>

  • 風土記から今の日本を考える
    日本は大いなる地方の集まり
    梶謙治・市谷亀岡八幡宮宮司に聞く

<4面>

  • 第35回日韓・韓日仏教文化交流大会
    「仏教思想と青少年教育」掲げ
    福岡・善導寺

  • 北向き毘沙門天で開運招福
    今の時代に信仰の再生を目指す
    四谷・本性寺



<5面>

  • にぎやかに弘法大師御誕生会
    「空海いろは音頭」を奉踊
    総本山善通寺

  • 祇園祭における宗教と世俗
    フォーラムで世界の祭りと比較
    日文研

<6面>

  • 地域の子どもを見守る寺に
    真宗大谷派明円寺住職 松扉千恵子さん
クョスコニョ    [1] 
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