平和は他者のために生きる実践から 第15回比叡山大護摩供法要 「宗教サミット」の理念継承
比叡山大護摩供法要=3月13日、滋賀県大津市の延暦
世界平和と除災招福を祈願する「比叡山大護摩供法要」が三月十三日、滋賀県大津市の比叡山中にある天台宗総本山・延暦寺の西塔・峰道駐車場広場に設けられた会場で営まれ、全国から約一万人の檀信徒らが参拝した。この法要は、一九八七年に開かれた「比叡山宗教サミット」の理念を継承して一九九〇年に始まったもので、今年で十五回目。比叡山の春の恒例行事となっている。・・・
日蓮宗第90定期宗会 遠寿院行堂開設許さず
日蓮宗第90定期宗会。遠寿院問題では全会一致をみた=東京・大田区の日蓮宗宗務院
日蓮宗(岩間湛正宗務総長)第九十定期宗会(上田尚正議長、四十五議員中一名病欠)が三月九日から十二日までの四日間、東京・大田区の宗務院で開催された。今宗会の焦点は遠寿院(戸田善育代表役員、千葉県市川市、中山法華経寺内塔頭)での行堂開設問題。宗制違反を犯した遠寿院に対し「加行所は法華経寺のみとする」修法規定を全会一致で修正可決し行堂開設を封じた。・・・
出雲井晶さんが講演 日本神話は幸せの道しるべ
三月十七日の午後、東京・四谷駅前のスクロール麹町において、本紙と「にっぽん文明研究所」共催の講演会が開かれ、作家で日本画家の出雲井晶(あき)さんが「日本神話の知恵―幸せの道しるべ」と題して講演した。参加者は約七十人。 出雲井さんは、日本人が混乱している原因の一つは神話を忘れたことにあり、神話を通して幸せになる道を見いだすことができるとして、古事記神代紀の神々の物語を分かりやすく解説した。・・・
<2面>
- 日本・アラブ対話フォーラム
イラク支援など各国に提案
- テンプルトン賞
南アのエリス氏受賞 アパルトヘイトに反対活動
- 暗殺行為は神学的に正当化されるか
ユダヤ教、イスラム教有識者が異なる見解
- レーニンをキリスト教式で改葬
ロシア正教会が呼び掛け
<3面>
- 石原莞爾の謎と真実10
政治を左右する日蓮主義者の動向
- 日本人の霊性10 空海(1)
真言密教の秘法と即身成仏の立証
- 神道つれづれ6
神道葬祭、微増の兆し
<4面>
- 全国唯一のフューネラル専門学校
日本ヒューマンライフセレモニー専門学校 2年で葬祭ディレクターを養成 感動する儀式をプロデュース
- 十字架再考(最終回)
「十字架は神の願い」見直しの動き
- インド マハボディ寺院が世界遺産に
記念会議でダライ・ラマ法王が講演
<5面>
- インディアンの生き方に学ぶ[下]
帝塚山学院大学名誉教授川上与志夫 文明と自然のバランスを回復 惰性とジレンマからの脱却を
<6面>
- 地域に活力を与える寺に
真宗大谷派大願寺住職 北秀継師
<7面>
- 全日仏青 アフガン子供教育支援
チャリティー絨毯展を開催
- 戦災・震災遭難者春季慰霊大法要
寛仁親王・同妃両殿下がご臨席
- 札幌市仏教連合会が講演会
恊H揀eーマに仏教の心語る
- 靖国裁判 大谷派僧侶らの請求
松山地裁が一括棄却
- 鎌倉・光明寺暁天勤行
宮林法主「三尊礼」を法話
- 弥陀のまえ家庭浄土を誓う
大谷光見法主・近藤ひでかさん成婚の儀
<8面>
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