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社説
  平成21年6月5日号
   

平成21年度定例評議員会
家庭祭祀の振興を推進
政教関係訴訟の支援強化
神社本庁

 

施政方針を示す矢田部正巳総長。左端は久邇邦昭統理
=5月21日、東京・代々木の神社本庁大講堂

 

 

 八万神社を包括する神社本庁(矢田部正巳総長、東京・代々木)の最高議決機関、平成二十一年度定例評議員会(議長、岩下忠佳・熊本県神社庁長、定数百六十八人、出席百四十七人)が五月二十一、二十二の二日間、本庁大講堂で開催された。議案審査特別委員会(十九人選任。委員長、野村清風・山口県神社庁長)に付託された七議案、予算審議特別委員会(四十七人選任。委員長、山本孝司・神奈川座間神社宮司)に付託された議案は各委員長報告後、全会一致で可決された。本年度の一般会計予算は五十億八千七百万円余で前年度比六千六十五万円余の減額となった。

 開会儀礼ののち久邇邦昭統理のあいさつ、鷹司尚武神宮大宮司、宮崎義敬神道政治連盟会長が続いて来賓あいさつした。宮崎会長は「これでいいのか、日本、と危機感を抱く国民は少なくない。政治家は劣化し、官僚も劣化し、教師も親も劣化している。宗教者はどうか、神職はどうかと問われることも心しなければならない。人望、徳望をかつてはよく耳にした。それは学問、能力を超えた一つの大きな評価基準であった。その前に人柄がある。人柄が良くなってこそ神様が喜び氏子崇敬者から信頼される。近頃、神職の資質に疑問をもつことが多くなった。神職が劣化しているとしたら由々しきこと」と神職の資質に危機感を募らせた。
 矢田部総長施政方針あいさつ(要旨)。
 「@過去に本庁を離脱した神社が改めて本庁と被包括関係を設定する場合の今までの手続きを改める規程変更案を上程したA不活動宗教法人対策については本対策にかかる
・・・

 

御影堂の完成慶讃法要
五木寛之氏の講演も
西本願寺


御影堂の修復完成法要であいさつする大谷光真門主=5月23日

 

 重要文化財・御影堂の修復が完了した浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺(京都市下京区)で五月二十二日から二十六日まで、「平成大修復完成慶讃法要」が営まれ、大勢の門信徒らが全国から参集し、真新しい光彩を放つ御影堂の門出を祝った。
 法要では、雅楽が演奏される中、僧侶らが入堂し、内陣に大谷光淳新門と大谷光真門主が着座。まず新門が立教のいわれと平成大修復事業の経緯を宗祖・親鸞聖人像に報告し、「御影堂を心のふるさととした先人の方々の思いを偲び、親鸞聖人の教えが末永く受け継がれていくことを祈願する」などと奏上し、全員で正信念仏偈を唱和した。
 続いて、大谷門主が法話を行った。その中で門主は御影堂の修復事業について、「京都府の監理のもと、文化財保存修理の専門家による優れた伝統の技に、先進の技法も取り入れられ、さまざまな困難を克服して、その完遂を見ることができた」と述懐。
 「世界文化遺産に登録された重要文化財として、外から見えないところにも心を尽くして修復されている。御影堂は宗祖に自分の思いを聞いていただく場であり、私たちの心のふるさと、宗門の要です」と表現した上で、「思い新たに念仏の日々を過ごして参りましょう」と堂を埋めた門信徒らに呼び掛けた。
 法要期間中はコンサートや落語会など多彩な祝賀記念行事も行われ、門信徒だけでなく一般市民や観光客などで賑わった。二十二日夜には、御影堂前の特設ステージで歌手の森山良子さん、夏川りみさんがヒット曲を披露した。
 また、二十五日と二十六日には、現在、新聞紙上などで連載小説「親鸞」を執筆している作家・五木寛之さんが講演。自らが辿って来た人生に親鸞聖人とその時代を重ねながら、念仏の教えの今日的意義を語った。
 同氏はまず、敗戦の混乱の中を大陸から引き揚げた時の体験に触れ、極限状況の中で生き残るために他者を犠牲にせざるをえなかった負い目から、「生きている人間はみな何らかの深い悪を抱えているのでは、と思い悩む悲惨な青春期を過ごした」と述べた。
 真宗王国とも言われる金沢で執筆活動に入ったころ、親鸞聖人の言葉を記した「歎異抄」に出会い
・・・

 

<2面>

  • キング牧師の伝記を映画化
    スピルバーグ監督らが製作へ

  • 総統府前で佛誕節祝う
    馬英九総統も出席
    台湾・佛光山

<3面>

  • 賀川ハル史料集出版記念講演会
    ハルの幸い、社会の幸い

  • 水郷の町に残る江戸の町並み
    千葉県香取市
    伊能忠敬の生家・記念館
    国産み神話の香取・鹿島神宮

<4面>

  • 全日本仏教会が第1回理事会
    大蔵経編纂会議の設置協議
    京 都

  • 信州マンダラ会設立12周年記念法要
    御開帳の善光寺で平和を祈る

<5面>

  • 親鸞聖人750回大遠忌お待ち受け埼玉大会
    感謝の心で御念仏を広めよう

  • 千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式
    三笠宮同妃両殿下が御拝礼

<6面>

  • 人・霧島神宮宮司 高橋弘平氏
    自覚と誇りのある日本人を育てる
クョスコニョ    [1] 
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