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  平成20年2月20日号[天地]
   寒風が吹く中、仲間四人で麦畑に肥料を撒いた。天地子が参加している農業組合法人では、うどん用の小麦を十七・五ヘクタール栽培している。輸入小麦の政府販売価格が30%値上げになり、いろいろな食品の値上げが心配されているが、国内産の小麦は逆に補助金を受けて栽培している。内外価格差が数倍あるからだ▼二日間で計十二時間、顆粒状の化成肥料をひもを首にかけたポリ容器に入れ、片手で三うねずつ振り撒く。肥料がいっぱいだとかなり重いし、風向きを考えながら、均等に広がるように工夫しないといけない。乾いている田んぼは歩きやすいが、ぬかるんでいると足を取られて、歩くだけで苦労する。一人平均四・四ヘクタール担当したことになるが、飛行機で肥料を撒く米国やオーストラリアにかなうわけがない▼もっとも、単に大規模化を求める農政も日本には合わない。それより、地域の暮らしに合った農業を探求すべきだろう。大学で農学概論の最初の講義で、先生に「このグラウンドは何ヘクタールあると思うか」と聞かれ、すぐには見当が付かなかったのを思い出す▼肥料を撒いてよかったのは、それぞれの田んぼの大きさや必要な肥料の本数が、およそ分かるようになったこと。そして、あちこちの田んぼを巡ったので、地域にどんな田畑があるか少しだけ見当が付いたことだ。自分の足元を見る目を大事にしたい。
クョスコニョ    [1] 
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